見出し画像

娘はライバル

とある日の昼下がり
「いつ行くん?」
一階からカミさんの声が聞こえてきた。
どうやら次女からLINEが入ったようだ。
私は2階から耳をダンボ*のように大きくして
聞き入ってしまった。
*ダンボはディズニーアニメで子象の名前です。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

連絡が入る

話が終わったようなので降りていくと

カミさんいわく
「〇〇子が10月から2年間アメリカ駐在に行くかも?だって」

「聞こえてた、行ってこい、行ってこい。」

大規模感染症の影響で駐在撤退も視野に入れていて、まだわからないが打診があった様子。

イギリスを希望していたが計画は未定で進展がなく、上司からはアメリカ駐在交替の話があったとのこと。

イギリスを希望していたのは
イギリスの大学出身で、すでに2回ドイツへ出張していて、できればイギリスと考えていたようす。

もともと海外駐在を希望していたので
先が見えないのなら、アメリカへ行くのもありだと判断してカミさんに連絡を入れたようです。

不安材料

ただアメリカと聞いて一抹の不安が

*銃社会
*アジアンへイト

カミさんが心配と・・・私も同感です。

でも本人は十分承知しているでしょう。
一人で世界中のあちこちへ行くんだからと自分に言い聞かせました。

親バカ

私たち夫婦二人が続いてこんな話で盛り上げりました。

引っ越しは?

冷蔵庫、洗濯機はリサイクルショップへ
ベッド、事務机、いす、リビングテーブルはわが家へ運ぶ

カミさんは2週間くらい前には次女のところへ出向いて
引っ越し準備のお手伝い。

私はもちろん 留守番です。

長女がシドニー、妹がサンフランシスコ

遠いです。

地図を見ると東と南で90度、あっちとこっちです。


で、ひとしきり盛り上がったところで

「撤退の可能性が高いんじゃない?」
「今こんなはなしで盛り上がってバカみたいやん。」
「決まってからでも十分時間あるやろ。」

はい、二人で親ばか炸裂でした!

賞賛

努力が報われる?目標に近づく?

わが家の娘たちは
「ドリームキラーにならない」をモットーに
育ててきてよかったと思う。

すでに家を出て10年以上の月日が流れ

長女は結婚後も仕事を続け、今では単身赴任で店長として奮闘中。


正直、私は海外で勝負する、仕事する 
そんな娘たちの気概を見て感心するばかり。

そんな娘たちに対して

世話になんかならない!
まだまだ私もこれから!

そう
私の本当のライバルは娘たちだった!

アメリカに渡ったらnoteに書きますね。

でも中止だったら・・・noteに書かない?わかりません。

読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?