この一球は絶対無二の一球なり

この一球は絶対無二の一球なり・・・

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

この言葉に出会ったのはマンガで
「エースをねらえ」でした。

大好きな一句で、時々思い出しては噛み締めています。

この一句の意味

＊この一球は絶対無二の一球なり

練習の一打でも同じ一球は二度と来ない。
だから一球も無駄にしてはいけない。

＊されば心身を挙げて一打すべし

二度と来ない一球を打つのに全身全霊をもって打つこと。

＊この一球一打に技を磨き体力を鍛え精神力を養うべきなり

全身全霊で打つために日々練習を積重ね
技術を高め、体力をつけ精神を強くする。

＊この一打に今の自己を発揮すべし

そしてこの一打に積み重ねてきたものを全てを解き放つ。

＊これを庭球する心という

私なりの解釈を書きましたが

庭球を他の球技に入れ替えても通じる一句だと思う。

この一球は絶対無二の一球なり
されば身心を挙げて一打すべし
この一球一打に技を磨き体力を
鍛へ精神力を養ふべきなり
この一打に今の自己を発揮すべし
これを庭球する心といふ

＊引用　早稲田大学庭球部HOME

全ての取り組みに通じる一句

ビジネスにしろ、日常にしろ生きていく上で考えると
この一句は全てに当てはまるのではないでしょうか。

人生において一瞬も同じ時間はない。
あっという間に過ぎ去っていく時間、限られた時間の中で
どれだけ自分を鍛え、高め、訓練し
最高の状態を作り上げることができるか。

そして勝負に出る。
実力を発揮させる。

勝てば次の目標へ
負けても次の勝負の糧として生かし、勝てるように努力する。

この繰り返し。

短くも重い意味を含む一句です。

この一句を覚えて、何か迷ったり立ち止まった時
多心折れそうな時につぶやいてみてはいかがでしょうか？

私はずっと野球をやってきましたが、
野球の一球入魂と同じようにこの一句も大好きです。

一球入魂は一球一球に魂をこめる。

読んで字の如くですが、魂の中には
この一球のためにどれほど積み重ねてきたか
その思いを全てこめる。

この一球は・・・

一球入魂より具体的に謳われた一句で
子供にはこちらの方が意味を
理解しやすいのではないでしょうか？

敬意をはらい最高を求める

競技者、選手は

対戦相手に敬意をはらう。

会場やコート、グラウンドにも一礼をする。

そして

最高のパフォーマンスを

発揮出来るように鍛錬を積み重ねる。