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街の景観と日本の将来


日本の都会はビルが乱立していますね。
次々とビルが建ち替わり高層化しています。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

なぜこの話を記事にしたか?

ヨーロッパ都会は日本と違って統一感というかコンセプトがあって乱立しているように見えません。

あのニューヨークは乱立していると思ってみていましたが、タイムズスクエアは変わってませんね。
周辺の建物はほとんど建て替えられず、修理、改修してずっと使い続けています。

日本も一部は残っていますが・・・

ヨーロッパでは歴史ある街並みは国の規制でしっかりルール化され、景観を損なうような看板、広告は排除されたり、建築する建物の外観を制限したりして守っています。

その町に住んでいる人たちや会社は、その規制で街の景観が守られ何年も先まで美しい姿を残すことを理解して住み続けています。

日本も、そろそろはっきりと都市景観について行動しなければならない時期だと思っています。

郊外の人口減少、高齢化の加速を抱えながら廃墟となるのを指をくわえてみているわけにはいきません。

実際に昔ながらの景観が残された街並みは観光地として集客できる魅力を持っていますよね。

その街並みを全国各地で実現させる計画が必要でしょう。

住んでいる町が「美しい住みたい街」になれば・・・
どうですか?

うれしくなってきませんか?

日本が行ってきたスクラップ&ビルド

修理費がかかるから建て替えたほうが安い。

まず、これをやめさせるために長持ちする建物を建てる。

修理、改修費用が建て替え費用より高くならないようにメンテナンス性に優れた建物とする。
建て替えより修理、改修に国が補助金を出す。
ただし、都市計画にあった外観だったり、デザインが条件。

地域の景観コンセプトを決める。
範囲を決める。町、区、市・・・
周りの民家、公共施設にも景観に沿った建物づくりを進める。

これを100年先、もっと先を見据えた計画として引き継がれ、自然観光名勝だけにとどまらない、日本中どこに行っても特色のある街並みがある美しい日本。

世界中の人々が日本を目指す国になってほしいと思います。

ずっと先の日本を見据えた活動を「無駄な投資」と切り捨てたり、「そろばんを弾いた結果」でしか判断しない国の進み方に苦言でした。

今日はちょっと大きなテーマだったですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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