見出し画像

オーディション番組は就活生にとって教材だーProduceX101から学ぶ「デビュー=内定」の勝ち取り方

2019年に行われた韓国のオーディション番組「Produce X 101(プロデュースエックスワンオーワン)(通称プデュ・プエク)」。101人の練習生が集まり、複数回の視聴者(=国民プロデューサー)の投票により選ばれた11人がグローバルアイドルグループとしてデビューできるというものだ。合宿期間中、たくさんの課題が課され、歌やダンスパフォーマンスはもちろん、人間性やコミュニケーションの部分もたっぷり放送される。それを観ている国民プロデューサーが投票するの。まさに、サバイバル番組だね。

この番組、限られた時間で、チームワークやコミュニケーション力、そして、パフォーマンスを完成させる力を試されるという点で、まさに日本の就活の3daysとか5daysインターンシップと同じじゃないかと思う。デビュー(=内定)を勝ち取るために、自分自身が大きな成長を遂げ、求められているものを確実に出し、更に期待をも超えるパフォーマンスをする必要がある。ただし、それだけではだめだ。ステージパフォーマンス(=新規事業立案などのプレゼン)はチームで作るもの。自分が出しゃばるだけではだめ。周りとうまくやっていかなきゃいけない。

これから、全12話あるプエクを1話ごとに、就活生も学べそうなところをまとめていく。特に、デビューした11人、その他、惜しくもデビューは逃したものの、素晴らしい成績を収め、大きな注目を集めた練習生の行動や発言を中心に取り上げる。

注意として、この類の番組は「悪魔の編集」なるものが施されている。合宿生活の一部始終が放送されるわけではなく、練習生の行動の一部分が切り取られているので、誤解して捉えている部分もあるだろう。また、ここからデビューした「X1」は既に解散している。番組終了後に、制作側による投票操作が行われていたためだ。よって、本連載で取り上げるものは制作側、更に私の独断と偏見による切り取りにすぎない。が、内定を懸けてチームワークを発揮しなくてはいけない就活生が勉強になるエッセンスは詰まっていると思うので、勉強になるなという部分を取り上げる。

次の記事から連載スタートだ。

これまでの映画の感想の記事も交えていくけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?