出る杭が打たれまくる国でよりよく生きるために
多くの人が関心を寄せた、やや絶望感のある経産省の「未来人材ビジョン」を読んでみました。
https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf
国がこういった発信をすることは、ある意味これまでの自らの政策を批判しているとも受け取れますが、そのくらい危機感を持っているということなんでしょうね。
これから目指す大きな変化に対して、コーチングを通じて貢献できることは何かと考えてみました。
そして一つ浮かんできたのは、各個人がコーチングを学ぶことで、自信を持って主体性を発揮できるようになるということです。
大きな変化には制度や仕組みという外的なシステムはもちろん重要ですが、個人の内的な視点で、各々が自律性や主体性を持てるかどうかも重要だと思います。
そういった各個人の内的な変化に対して、コーチングを学ぶことは有効です。
どういうことかというと、コーチングは相手のある対話という形式であるため、本を読んで覚えた質問文を投げかけるだけでは機能しないもので、相手のありのままを認めるという姿勢が重要だったりします。(無条件の肯定的関心)
なので、コーチングを学ぶ過程で、自分とは異なる考え方を、批判したり評価するのではなく、そのまま認める体験をしていきます。
そしてその過程では、「自分のこと」と「相手のこと」を切り分ける感覚を覚えます。
その延長として、自分と相手の境界が強くなり、相手(=自分の内面ではない外的な要因)に依存しない姿勢につながっていきます。
つまり、相手もOK、自分もOKという状態を自分の中で作り出すことができ、結果として自分自身を認めることにもつながっていきます。
何か新しいことをやって目立ったりすると、ネット上から関係ない他者のちょっとしたコメントが、大きな批判の波のように感じられることがあります。
物事100%非の打ち所がないことなんて滅多にないにもかかわらず、そもそもネット上で一部の情報しか見ておらず分かっていない人の無責任なコメントによって出る杭が打たれまくる社会では、大きな変化は起こしづらいものです。
そんな中でも、自信を持って主体性を発揮できる個人が増えていけば、少しずつ変わっていくことができるんじゃないかと。
そういう方向性の世の中づくりに、コーチングを通じて関わっていきたいと思っています。
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