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繊細だからこそ、世界は更に美しい♪

こんにちは。
田中裕子(たなかひろこ)です。

私は昔からよく友達に「周りをよく見てるね〜」と言われるタイプです。
確かに、人間観察はとても好きで、高校時代は部活に行くサッカー部や野球部のかっこいい先輩を友達と2階の廊下から見下ろしていたものです。(笑)

一人っ子で親の顔色や他人からの評価を伺いながらいい子を演じてきたという幼少期の成長過程がそうしたのかな〜〜と思っていたのですが、、、言われてみれば自分でも、ものの置き場が変わっていればすぐにわかったり、誰かが怒っていたり、悲しんでいればその感情がそのままダイレクトに自分に流れ込むような感覚になることがありました。部屋の空気が止まっていれば息苦しさを感じたり、調子が悪いときには光が痛くて大変なときもあります。
皆さんはそのような経験はありますか???

気づくせいでよく疲れたり、ストレスに感じていまうことが多くわざと見て見ぬふりをすることもありました。
今もこの気づける力の調整中です〜〜うまく使いこなしたい!!(笑)

そして最近、いろいろな刺激から疲れてしまったことがあり、この性質?はなんなのだろうと考えることがあり1冊の本に出会いました。
それは、、、、

という本です。

すると驚くことに私と同じように『繊細に物事を感じる人』がいることがわかりました。
今回はこの本に書いてある『繊細さん』(HSP)について少しお話できたらと思います。

皆さんは『HSP(Highly Sensitive Person)』をご存知ですか??

HSPとは

アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念で背の高い、低いがあるように刺激に対する感度も人によって差があり、「生まれつき繊細な人」がいるということがわかってきたそうです。
HSPは、病気や精神疾患、障がいではなく、アーロン博士の研究によると人口の約5人に1人、研究によっては約3割が持つ「気質」なんだとか。
日本では『とても敏感な人』、『敏感すぎる人』などと訳されているようです。
近年では芸能人でも自分は『HSP』と公表すしてる人もいらっしゃるみたいです。

それでは一体どんな人が『繊細さん』に当てはまるのか、アーロン博士による自己診断テストをみていきましょう。

繊細さん診断テスト

◻︎自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
◻︎他人の気分に左右される
◻︎痛みにとても敏感である
◻︎忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
◻︎カフェインに敏感に反応する
◻︎明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
◻︎豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
◻︎美術や音楽に深く心動かされる
◻︎とても良心的
◻︎すぐにびっくりする(仰天する)
◻︎間期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
◻︎人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば書いてきになるかすぐに気づく
◻︎一度にたくさんのことを頼まれることがイヤだ
◻︎ミスしたり物を忘れたりしないよういつも気をつける
◻︎暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
◻︎あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
◻︎空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
◻︎生活に変化があると混乱する
◻︎デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
◻︎動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
◻︎仕事をするとき、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
◻︎子供の頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

以上の質問のうち12個以上に『はい』と答えたあなたはおそらく『HSP』に当てはまるんだそうです。

そしてアーロン博士によると、そんな『繊細さん』(HSP)には4つの性質(DOES)があるそうです。その性質とは、、、

繊細さんの4つの性質とは

・D・・・深く処理する Depth
・O・・・過剰に刺激を受けやすい Overstimulation
・E・・・感情反応が強く、共感力が高い Emotional & Empathy
・S・・・ささいな刺激を察知する Subtlety

という性質があるようです。
様々なことを瞬時に感じ、他の人が通常考えない深さで考えたり、ひといちばい気がつき処理するため、人より早く疲労感を感じやすかったり、光や音、暑さ、寒さ、逆に楽しいイベントでも刺激を受けて疲れてしまったり、感じすぎた刺激を流すために、一人の時間や静かな時間が必要なんだそう。
そして、共感力が強く、他所のいしや気持ちを察しやすい。事故や時間のニュース、暴力的な映画なども苦手な傾向にあり、相手の声のトーンや目線、自分を笑ったこと、ちょっとした励ましなど、細かなことに気づくよう。

私自身、診断テストでは16個ほど当てはまっていました〜〜
私にとってそれは普通のことで、逆に普通の人はどのくらい当てはまるのか??
そもそも普通とは?と考える時点で複雑なのかもしれません。(笑)
4つの性質に関しては私の性格とほぼ一致しているな〜〜と感じました。
ここだけ見ていくとかなり生きにくさを感じますね。

繊細なほど世界は美しい!

『成果主義から一歩外へ』と書いてあった時に、自分は完璧主義でしかも成果思考。そのために他人と比べて価値があるのか、以前と比べて効率がいいのか。生産性はあるのかと考えがちで、世間や他人がどう判断するかにもとらわれまくっていました。
『成果を出す自分で化ければならない』と追い込んでいた時期もあります。
最近は『自分は自分でいいんだ。』と考えられた時に、モノクロだった世界にパーっと色がついていくように感じました。

友人からも『幸せになることだけ考えてほしい』といってもらえた時に、もっと自分の幸せを大切にしたいと思いましたし、この繊細さも自分の幸せのためにももっと活かしていきたいし、もっとわがままに自分がなりたいものになっていいしもっと自由に感じてもいいんだとなりました。

この本や『HSP』という概念を詳しく知る前までは、感じる力、気づく力があるから疲れるといった考え方でしたが、逆にこの力があるからこそ、他の人が気づけない素敵な世界、いいことを見ることができるんだ!ともっと喜ぼうと考え方を変えていこうと思えました。

世の中で起きている事象の事実は1つ。

しかし自分の捉え方、考え方は無数にあるわけです。ですがその自分の前提次第で良くも悪くもできると思うと、やはり幸せを感じたりう、もっと自分がよくなるような考え方、捉え方をしていきたいと思いました♪

自分どう感じてどうなっていきたいかは自分次第。
世の中は幸せに満ちているので自分で自分の幸せ、周りの幸せも彩っていきたいですね。

では、また〜

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