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20万でカフェを始められた理由:私の場合 vol.0【まず言ってみる・宣言する】

現在私は佐賀県でカフェのオーナーをやっております。

6/23でカフェ開店から半年経ったのですが、何とかお陰様で続けられています。

お店にご来店されるお客様の中には、「将来自分もカフェをやりたいと思っている」と話される方も多くいらっしゃいます。

実際、私も前々からお店をやってみたいとは思っていました。ただ、そこには色々な問題が山積していました。そしてカフェやりたいけど踏みとどまっている人にも同じ問題が発生しているはずです。

場所の問題とか、ノウハウとか、お金の問題とか…

実際私は、カフェをやると決まった時は、飲食経験はあったもののコーヒーに関するスキルはゼロ、さらに開業に充てられる資金は20万という状況でした。
その状態だったのですが、結果として無借金でお店をオープンし、現在もお店を維持できています。

もし、誰かの参考、後押しになればと思い、自分への備忘録も兼ねて書いていきたいと思います。一応、「私の場合」と但し書きをしているのは、万人に当てはまるものではないからです(運が良かったともいいます)。ただ、ある事をしていたからこそ引き寄せた、というのも一つの事実じゃないかと自分では思っているので、その辺も。ある意味ノウハウですが、テクニック的な所とは少し違います。開業するその前段階の話に近いです。

夢を口に出す、やりたい事を宣言する

「勿体ぶっておいてなんじゃそりゃ?」と思う方もいるかと思うんですが、これって意外と大切なんです。実際私は3年前にある人に言った夢が今実を結んでいます。

大学時代の私は「農(6次化産業)・食・地域おこし・国際協力(交流)」に興味を持っており、いつかこれらに関わる仕事を佐賀でやりたいな、と思っていました。手段として考えていたのがカフェやコワーキングスペース・シェアハウス(オフィス)。

で、上の事柄に関連するイベントに積極的にスタッフ・ボランティアとして参加し、関係者に出来るだけ具体的に話していたんです。

具体的にはこんなこと言ってました。

地域のこと、世界のことを一緒に出来るような場所を作りたい。
佐賀には優れた農産物が沢山ある、それをもっとアピールできるような
加工品にしたり、商品の裏側にあるストーリーを見てもらえるような
商品を作って販売したい。
また、もっと農業を身近に感じれるような食育的なこともやりたい。
カフェの横に農園を置いて、注文受けてそこで野菜取ってから
提供するとか。日ごとで色んな国の料理を食べれるようにしたい。
この日はベトナム料理が食べれる、とか、この日はインドネシアとか。
留学生とかにも声かけて一日シェフとかにしたら食を通じた
地域・国際交流とかになりませんかね。
佐賀のB級グルメとかも出したりしてもいいかもですね。
イベントスペースも作ってイベントとかもやっていきたいです。

これもざっくり書いてますが、まあ現実味もないような事ばっかり言ってますね(笑)

でも、幸運なことに私の周りの大人は、まじめに聞いてくれる人の方が多かったのです。

話を聞いてくれた方の一人が私の考えてたこととリンクするようなことをしている経営者を紹介してくれました。その方と一度会ったのですが、上のようなことを話して「一緒になんか面白いこと出来たらいいね」と言って終わったんです。

それから、何やかんやで私は就職し佐賀を離れ、また何やかんやあって仕事を辞めました。せっかくだからと佐賀でお世話になった人に挨拶回りをしてたんです。その経営者のお店にもお邪魔したのですが、その時に3年前大学生だった私の言ってたことを覚えててくださってて、今のお店の物件紹介と、様々なノウハウを教えてくださいました(この辺は別記事で)。

現状大学生の時に言ってたことにはまだ実現には程遠いんですが、その人とも相談しながら、ぼちぼち進めているところです。

会社員時代に、こういう言葉を頂きました。

「叶う」という字は口に十と書く。10人の人に目標や夢を宣言しなさい。そうすれば夢を叶える入り口となる。

あまりいい思い出がない社員時代ですが、この言葉は本当だなと思います。

「まずやってみる」よく言いますが、なかなか難しいですよね。じゃあ、「まず言ってみる」をやってみましょう。

自分で宣言すると、物事を動かそうとする意志ができます。すると不思議と物事が動き出していく、そんなこともあるんですよ。


書いてみると、20万で始められた理由には言及できませんでしたね。次回からちゃんと書いていきます。少しノウハウが入るかもしれないので次回からは有料でやる予定です。第一回はお試し導入編という事で(笑)


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