こんなに怖い「糖質依存」
糖質依存に陥っている人ってかなり多くいると思います。
分かっちゃいるけど止められないのが糖質です。
「糖質」とは「炭水化物から食物繊維を除いたもの」と定められています。
オリゴ糖や糖アルコール、「糖類」である砂糖やブドウ糖も含めて「糖質」と呼びます。
糖質依存とは簡単に言えば甘い物中毒です。
糖質を摂取すると何がカラダの中で起きているんだろう?
糖質は栄養素の中でも手っ取り早く利用できるエネルギーです。
現代人は糖質を主にエネルギーとして活用しながら生きています。
糖質を摂取するとなぜ止められなくなってしまうんだろう?
一番の原因となるものは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが関係しています。
甘くて美味しい物を食べるとセロトニンなどのホルモンが分泌されます。
人に幸福感、癒しを与える一方で、これらの感覚は一種の中毒性をもたらす危険性もあります。
甘い物を食べると幸せな気分になるので麻薬と同じ様に断つことができなくなってしまうんです・・・。
この様な状態を「糖質依存症」といい、現代人の多くが陥っていると思われます。
「でも、幸せな気分になって依存しちゃうのは分かったけど、別に太るくらいで量を気を付けて食べれば大丈夫でしょ?」とよく言われます。
糖質を摂り続けることは、太る以外にも様々な健康被害があります。
まずは何となく想像が付くものとしては、「糖尿病」が挙げられます。
糖尿病になると血糖値が上昇します。
この時に本来ならインスリンが出て血糖値を下げてくれます。
このインスリンはアルツハイマー型認知症の原因の一つとされているアミロイドβ蛋白を分解することが分かっています。
糖尿病になるとインスリンがあまり出なくなってしまいます。
ただでさえ出ないインスリンを必要としているのが血糖値を下げることだけではないので、アミロイドβが蓄積し認知症のリスクが上がるんです。
現代人に認知症が多いのも何となく納得しませんか?
当然、糖質は歯にも悪影響を及ぼすので、歯周病のリスクも上げてしまいます。
歯周病菌が出す毒素がアミロイドβ蛋白を増やすことも報告されているので、こちらの要因からもアルツハイマー型認知症になりやすくなります。
そして女性が一番気にする美容面でも糖質は関係しています。
老化の原因って何だと思いますか?
大きく別けると「酸化」と「糖化」です。
酸化は体内で活性酸素の影響を受けて組織がダメージを受ける現象、糖化は糖質がタンパク質を変性させて組織ダメージを受ける現象です。
糖化は血流に乗って運ばれた糖がタンパク質を変性させていきAGEs(終末糖化産物)を作っていきます。
AGEsはホットケーキで例えるなら表面の焦げた部分のこと。
ホットケーキもタンパク質に糖質が加わって加熱されたことで焦げができるんです。
卵焼きを焼く時に砂糖を入れる人いますが、砂糖を入れると焦げが早く出るの分かりますか?
あれがAGEsで、糖化現象の一番イメージしやすい現象です。
当然お肌で例えるならシワやシミが増えて老化が進むということなんです。
逆に言えば、酸化と糖化を防ぐことができれば、いつまでも若々しい綺麗な体でいることができるかもしれません。
その他の糖質による健康被害としては、ビタミンB,不足からくる「うつ病」や「冷え性」です。
ビタミンB,は主に糖の代謝に関係しているので、糖質を多く摂る人は枯渇しやすいんです。
うつ病の人ってめちゃくちゃ糖質依存の人多いんです。
ビタミンB,は末梢の血管を広げて血行を良くする働きがあるんです。
結果として冷え性になるのは想像できるよね?
あ、あと骨粗鬆症の原因にもなりますよ。
先ほど、糖質がタンパク質を変性させて劣化させてしまう話をしたと思います。
骨ってカルシウムで作られてるイメージを持つ人が多いと思うけど、実際はコラーゲンで作られた土台にカルシウムをコーティングして作っている感じの構造です。
だからタンパク質であるコラーゲンは糖質の影響で劣化するんです。
病院ではお薬を処方されて骨粗鬆症の治療をしますが、本来なら医師の第一選択は患者様と一緒に食生活を見直すことをサポートすることです。
現代医学は本当に必要なところに手が行き届いていません。
どちらかと言えばお医者様の利◯を重視してしまっている傾向があるんです。
僕から言わせれば骨粗鬆症の薬なんていらないと思ってます。
上に書いた症状は単に糖質依存のみが原因ではないけど、一つの要因になっているものです。
何となく糖を摂りすぎることへの不安が感じられたんじゃないかな?
では、どうやって糖質依存を減らしてくの??
いろんな方法があるけど、僕がオススメしている方法は、糖代謝に依存しすぎないカラダを作る方法が一番いいのかなぁと思っています。
現代人は糖の代謝でエネルギーを作ることに依存しすぎてます。
自然界の生き物は、人間の様に好きな時に食べたい物を食べることなんてあり得ません。
人間もかつてはそういう生き物でした。
いつでも食べられる環境になってから糖からエネルギーを作ることに慣れすぎてしまったんです。
本来は「ケトン体」をエネルギーとするシステムを利用して生きていました。
ケトン体は、食事を抜いてエネルギーが足りなくなったり、長く運動をした時にエネルギー源として使われます。
血液の循環に乗って脳や筋肉へと分配されていって、ブドウ糖に代わって体を動かすエネルギーとして使われるものです。
このケトン体を上手く利用しながら糖質に依存し過ぎないカラダを作ることができます。
カラダが糖を欲しがり過ぎない状態を作るイメージです。
脳が快楽を覚えているので、簡単には離脱できませんが、カラダのエネルギー的な面から考えればケトン体を上手く利用するとエネルギー不足になることを防ぐことができます。
糖質依存の人が糖断ちをする時に怖いのが低血糖です。
ケトン体がしっかりと利用できていれば低血糖を予防できます。
それに上手く利用してもらえるアイテムが最近スーパーなどでも見る様になったMCTオイルです。
MCTオイルの説明を始めちゃうと更に文章が長くなっちゃうので、以前に投稿したnoteを載せておきますね。
僕はこの写真に載せたnutricostのパウダーが一番使いやすいと思います。
あくまでも短期間のみで使うことをオススメします。
ここまで読んでくれている人いるんかなぁ?笑
糖断ちしたい人はいつでもお話しましょう。
これらの方法は応急処置的な方法です。
僕の考え方の基本は、健康的な生活を無理のない自然な方法でサポートすることです。
あ、あくまでも糖質はゼロにしなくていいですよ。
玄米などから摂る糖質は必要だと思ってます。
まぁ、たまに美味しい物を食べる程度にして、健康的な毎日を送りましょうね♬
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