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いろんな浮腫がある

浮腫ふしゅ=むくみ は割と日常生活中に目にする事が多い症状です。

これを読んでくれている人の中にも夕方になると浮腫が出る人もいるのでは?

多くの人は、一日立ち仕事などをして下半身に水分が停滞して浮腫が出ているのですが、浮腫にもいろんなタイプがあるので、その一部を知っておくといいかもしれません。

【浮腫のタイプ】
①全身に起きているのか?
②限定した部位で起きているのか?
③押した時に圧痕が残るタイプ
④押した時に圧痕が残らないタイプ

僕はいつも大まかにこんな感じで把握しています。

①の全身に出るタイプの浮腫の中で、③のタイプには心臓、肝臓や腎臓の病気が隠れている事があります。

浮腫だけでなくて、呼吸の苦しさ、息切れ、動悸、胸痛、尿の出が悪い、疲れやすさなどがあったら注意が必要です。

①に加えて④がある場合には「甲状腺機能低下症こうじょうせんきのうていかしょう」を疑っています。

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの産生や分泌が低下してしまう症状です。

寒がり、皮膚の乾燥、汗かかなくなる、便秘、浮腫、体重増加、眠気などの症状をきたす病気です。

医学的には押しても跡が残らない浮腫を粘液水腫ねんえきすいしゅと呼んでいます。

②の限定した部位で起きているもので③がある症状は「深部静脈血栓症しんぶじょうみゃくけっせんしょう」を疑います。

車内などで長時間動かずにいた際、急に片方の足が浮腫んだ場合には注意が必要です。

「エコノミークラス症候群」などとも呼ばれる症状です。

同じ姿勢で動かない状態のまま水分量が低下していると、血液の流れが悪くなってしまい、静脈の中に血栓けっせんができます。

この血栓によって血管が塞がれると起こる症状です。

血栓が詰まった片側の足に浮腫が出現する事になります。

②の限定した部位に④の跡が残らない浮腫が現れるものは、「蕁麻疹じんましん」や「血管性浮腫けっかんせいふしゅ」があります。

急に皮膚の腫れや浮腫が出現し数日で消える症状です。

まぶたくちびるなどに出やすく、皮膚ならどこにでも生じます。

口腔内こうくうない、舌、のど、消化管などに起こるもあります。

消化管の腫れは腹痛や吐き気が生じることがあります。

単に浮腫といってもいろんな症状があって、ここに書いた以外の症状も沢山あります。

中医学的には「水毒すいどく」と呼ばれて体の中に水分が溜まって悪さをしている状態になります。

「寝る前にコップ一杯の水を飲みましょう」「1日1.5リットル以上の水を飲みましょう」など水に関する健康知識はよく聞きますが、中医学的にはこれらはしない方が良い水の取り方です。

その他には、食事中には食べ物の水分以外にお茶や水を飲むことを良しとはしません。

喉の渇きを訴えた時に水を一杯のむ程度で良いと言われています。

そもそも水も取り過ぎれば体の中では様々な不調を作ります。

胃腸の不調やアレルギー症状も水の摂り方で出る事もあるんです。

浮腫を改善するのに利尿剤を使っている人も多くいますが、「小豆あずき」は自然療法では浮腫の改善に使います。

利尿作用が強く浮腫解消や老廃物の溜まった「水毒」を改善してくれます。

浮腫によるダルさがある人はオススメですよ。

小豆あずき
①小豆 1カップ、水 4カップを柔らかくなるまで弱火で煮る。
②海塩小さじ1を加えて味をつける。
③アクは取らず煮こぼさない様にする。
※食事は軽めにし、小豆の茹で汁を飲みましょう。小豆も食べてください。

なるべく薬などではなく自然のものの力を借りて体質改善を目指してほしいですね。




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