良いスタジアムの条件とは?:Road to Stadium
良いスタジアムの条件とは何だろう?
立地? 観やすさ? キャパシティ? コスト? 稼働率?
全てそうだろう。
しかし私はもう一つ付け加えたい!
それはRoad to Stadium! 最寄駅からスタジアムへの道のりだ!
スタジアムに行く時、車ではなく電車を使う人も多いだろう。必然的に駅からスタジアムまでは歩くことになるのだが、その道が重要なのだ。
スタジアム観戦、特にビッグゲームの時はすごくワクワクしないだろうか?
私の場合、そのワクワク感は少なくとも家を出発する時から始まっている。いや、前日から始まって、楽しみで眠れないことさえある。
そしてワクワク感は駅からスタジアムに向かうときに最高潮に達する!
ワクワク感を高めてくれることこそが良いRoad to Stadiumであり、良いスタジアムなのだ。
では具体的に良いRoad to Stadiumとは何か考えてみよう。
まずは程良い距離。
ゆっくり歩いて10分程度の距離であることが望ましい。駅直結というのはダメだ。一般的には良いのだろうけど、それではワクワク感に浸る時間も雰囲気の盛り上がりもない。
次に駅からスタジアムがチラリとでも見えていること。
ナイトゲームの時など、カクテル光線(←古い表現)が見えたらさらにベスト!
駅から近くても、建物や木に阻まれてスタジアムが中々見えないのはNG。
そして屋台や露店!(可能であればダフ屋も...)
それらが正規品ではないコピーグッズを売る店、高いドリンクや軽食を売るお店であればなお良い!
とはいえ、これついては最近お目にかかれないことも多い。
最後に重要なことがある。スタジアムに向かう多くのサポーターだ!
人が多ければ多いほど盛り上がり、ワクワク感も高まるのだ!
で、結局どのスタジアムが良いのか?ということだが、”海外観戦”という思い入れも含めて言えば、バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムである
アリアンツ・アレーナだ!
実は2015-16年のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝、バイエルン・ミュンヘン vs アトレティコ・マドリードの第2戦を観に行った。
先ほど「ワクワク感は家を出発する時から始まる」と書いたが、その時も家を出発した時から始まった。もちろん日本の。つまり一週間前からワクワク感が始まったのだ。
ゲーム当日、アリアンツ・アレーナの最寄駅であるFröttmaningに降り立った。
露店が並び、ダフ屋もいる!
改札を出ると、遠くに”マユ”のような外観のスタジアムが見えた。
何色にでも発光できるその”マユ”は、夕暮れの中、バイエルンのクラブカラーであるレッドに染まりつつあった。
そして遠くにあったスタジアムがだんだん近づいてくる共に、自分のワクワク感も高まってきたのだ。(興奮して同じような写真を何枚も撮ってしまった...)
ついに来たーーーー! ワクワク感最高潮!
そして気分最高潮のままキックオフ!!!
ゲームの結果はFCバイエルンが勝ったものの、先のアウェーでアトレティコに敗れていたため、得失点差でアトレティコの決勝進出が決まった。残念!
しかし試合も雰囲気も最高に楽しむことが出来た!
ありがとう! バイエルン・ミュンヘン!
ありがとう! アトレティコ・マドリード!
ありがとう! アリアンツ・アレーナ!
また来るぜ!
余談その1
選手紹介のBGMは布袋寅泰さんの「新・仁義なき戦いのテーマ」だった。
メチャ盛り上がった!
余談その2
そもそもサッカーと同じくらい”ケンチク”が好きなのだが、スタジアムが素晴らし過ぎて、翌日もスタジアムだけを見に行った。本当に美しいスタジアムだ!
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