見出し画像

子守と在宅ワークの両立を工夫する〜我が家の息子編〜

はじめに

子守しながら在宅ワークを余儀なくされるご家庭もあるかと思います。
その両立をどう向き合ったら良いのか?全く見出せないとか、見出す気にならないくらいにストレス過多な方もいるかもしれません。
僕は、子供に当たりたいくらいの気持ちになるのは嫌なので、同じような境遇のご家庭の親御さんと一緒に、子供との接し方を工夫しながら、両立の可能性を模索できたらいいなと思い、僕自身のケースを紹介することにしました。

状況説明

2020年3月21日から保育園に通わせていた子供と一緒に家族で面倒を見ながら夫婦でお店の経営をしてみました。
子供は、5歳の男の子と2歳の女の子。
二人とも元気いっぱい、好奇心いっぱいです。
感情表現もすごく豊かですし、意思も主張もはっきりしている方です。
子供が遊びたい内容で遊ぶのは父である僕が担当して、お勉強や食事、おむつ交換などは母が担当していることが多い家庭です。

僕ら夫婦の仕事は、ママ向けのコミュニティサロンの経営。
加えて、僕はコンサルティングがあります。
僕の場合は、お店に関しては事務作業を集中して進めたいし、コンサルティングは落ち着き集中して考え進めたい仕事です。

今回やってみたこと

父親と遊ぶのが大好きな二人の子供たち。普段は、嬉しいのですが、同じ場所で一緒に過ごしながら在宅ワークとなると・・・「パパ、一緒に遊ぼ〜」の連続。。。仕事できない。
僕は、仕事に集中したい。だから、子供もパパ抜きで集中できる状態を作れたら、仕事のチャンスを作れる!
ということで、あの手この手を工夫してみました。
まずは、うちの子供たちがどんなことが好きなのかを観察することにしました。
今回は、息子についてだけを書きます。娘はまた別の機会で書きます。

5歳の息子。

自分が常に一番でいたいと思っている子。競争も大好き。負けると悔しすぎて、全てに投げ出すくらいに。けど、負けん気が強いともちょっと違う苦笑
妹が何かを始めたら、同じように自分も試したいし、妹よりも上手にできることを確認したいところもある気がします。

仮面ライダーやウルトラマン、リュウソウジャーやキラメイジャーが大好き。そのため、戦いごっこで、パパがよく怪獣役を頼まれます。

最近の発見は、キラメイジャーという戦隊ものでは、主人公が自由ノートに絵を描くと、それを具現化できるという要素があって、それを息子がめちゃめちゃハマりまして、以前にメモとペンを渡していたのですが、それを自分で取り出してきて、どんどんと主人公を真似て絵を描き始めました
車、飛行機、ショベルカーなどなど。
そういえば、一年前くらいに、うちの子がアンパンマンやピカチュウも同じように描けるようにハマっていたこともあったなぁと思い出しました!これは、非常にいいことを発見しました。

息子の好きなことの洗い出し

好きなことと、それにどれくらいなら集中できるか?を書き出してみることにしました。

「ピタゴラスイッチ」というNHK番組
ある時は、自分でピタゴラスイッチを真似て、おもちゃのボールやレールなどを使って遊んでいることもありました。
時間は、20〜30分くらいかな
積木も自分で工夫して、家を作ったり、ロケットを作ったりして遊んでいたなぁ。
時間は、20〜30分くらいかな
木の電車のおもちゃ
レールを組み立てて、電車が走れる輪っかを作るのが好きですね。
時間は、30〜50分くらいかな
迷路
これは達成可能な範囲だったら、ハマってくれます
時間は、20〜30分くらいかな
塗り絵
仮面ライダー、ウルトラマン、ピカチュウとか、自分が好きなものだったら、色々と工夫しながら色ぬりしてくれます
時間は、20〜30分くらいかな
Youtubeなら、2,3時間集中できる
公園で遊ぶ
滑り台、ジャングルジム、サッカーボールができるくらいの広場、鬼ごっこ
など、遊び方を色々と変えながら過ごすこともあるからか、これは、何時間でも遊べる感じです。
ただ公園で遊んでしまうと、仕事ができない。ですが、狙うのは疲れ果ててお昼寝に入って確保できる完全仕事集中モードの時間!
時間は、2時間〜 +お昼寝1時間
トランプ
最近は、神経衰弱や、ババ抜きなどを教えて、それにハマっています。
ただ、これは僕も一緒に対戦する必要があるので、自分自身も気晴らししたい時にしかできませんね。。

**

今のところ確立していること**

子供の気分は非常に変わりやすいので、昨日好きだったことが今日も同じように好きでハマってくれるのか?がわからないのです。
あと、子供の集中の持続力って、非常に短いので、それも考慮する必要があるなぁと思います。
何よりも、重要なのはコミュニケーションをしっかりとることかなとも思いました。

仕事に集中したい時に、
「今はパパが仕事に集中したい時間だから、自分で遊んでいてもらえる?」
「あと一時間仕事をしたら、一緒に公園に遊びに行こう」
と子供と話しあったら、ちゃんとそれを受け止めてくれて、子供側でも約束を果たしてくれました。

ですが、

反面、父親側が約束をしようと言ったのに、その約束を果たさないとか、忘れていたとか、そんな関わりをすると、子供からストレートに「パパこの前こうするって言ったのに、やってくれなかったじゃん!!」と叱られます

子供とはいえ、一人の大人と付き合うのと同じくらいに、誠実に付き合うことが大事だなと思っております。

あと、雨の日で家の中で遊ぶしかない時が続くと、子供の中のストレスがめっちゃめちゃ溜まっているらしく、外に行きたい!っていつも以上に要求してきます。これをそのまま抑えてしまうと、食事やお風呂入る時や寝る時に癇癪を起こすなど、他のところでストレス爆発してしまう感じがあるので、気持ちが晴れるまでしっかり外で遊ぶ時間を作ったりできるように配慮しています。

さて、我が家で息子との関わりでやってみていることのパターンをあげてみます。

一例
- 10:00〜 朝一番で、公園に行く。
1時間くらい遊んでいると、だんだん気が済むのか、家の中で遊ぶこともすんなり受け入れてくれることになりました。
- 11:00〜 ネットで無料で手に入る迷路を10枚ほど印刷して、「できるかな〜?」といいながら渡してみる。
うちの子は迷路は結構得意な方なので、小学低学年レベルくらいのを渡しても、1枚数分でやり遂げてしまいます。
ただ、これで30分くらいは稼げます。
- 11:30〜12:30ころ これくらいになると、お昼ご飯の時間になるので、一緒に食事をとります。
- 12:30〜13:00ころ 食事後は、僕も仕事の集中力が若干落ちるので、20〜30分ほど、一緒に戦いごっこをやります。
- 13:00〜13:40ころ 次は、木の電車のやつを渡してやってもらう。
- 13:40〜14:10ころ 次は、塗り絵とクレヨンを用意して、色々をやってもらう。
- 14:10〜15:10ころ 僕も息抜きを兼ねて、自転車で数分で行けるくらいのところに一緒に行き、小一時間くらい公園で遊びに行く。
- 15:10〜15:30ころ おやつの時間くらいになるので、おやつを食べてもらいながら、僕は仕事をする。
- 15:30〜16:30ころ お昼寝できる時はお昼寝してもらう
- 16:30〜18:00ころ NHKの子供番組を見てもらいながら、その間に仕事と、夕食準備
- 18:00〜19:00ころ 夕食
- 19:00〜20:00ころ お風呂と寝る支度
- 20:00〜21:00ころ テレビ見てもらいながら、仕事
- 21:00ころ 就寝
- 22:00〜23:00 僕の体力があれば、仕事

まとめ

いかがでしたでしょうか?
子供の興味関心ごとは、一人ひとり違うので、全く参考にならないケースもあるかもしれませんが。
うちは、爺婆が県外なので、夫婦だけで子守しながら仕事をする必要があり、試行錯誤しながら、子供との貴重な時間を大切にしながら過ごせるように工夫しています。
パパですが、恥ずかしがらずに子供に「大好きだよ〜」ってしっかり伝えているからかもしれませんが、子供の方からぎゅーって抱きしめてくれたり、「パパ大好き〜」って言ってくれます。
こういう関係でいられることが、本当に幸せだなぁと感じています。
慣れない、子守と在宅ワークの両立を経験なさっているご家庭もあるかと思います。これまでと全く異なる次元でストレスを感じたり、親子だからこそ、余計に子供がわがままになったりするのが当たり前かな?とも思いますが、
是非その時に、深呼吸して、子供が自分にとって、本当に大切な存在の一人だということを再度認識するところからやりたいなと思っております。

初めてのお子さんが生まれる前、ママのお腹にいる時から、生まれる時を非常に楽しみに待っていたあの時期。
今でも、僕はそれを思い返すと、すごくあったかい気持ちになります。
また、子にもどれだけ抱きしめて愛情を伝えようとしても、伝え切れないくらいの深い愛情が湧くなぁとも感じております。

そう言った、感覚を僕は大切にしながら、子供との関わりにも生かしたいなと思って、日々精進しております。
今度は娘について書こうと思います。

いただいたサポートを最大限活かし、読者の方が一人でも多く、少しでも理想に近づける様な記事を書くための活動費に当てさせていただきます!