肉体感覚と自分自身をどれだけ切り離せるか試してみた

正月前ですが、実家に来ています。

先祖のお墓を、両親の住む街に移すというので、お墓の開眼供養の儀式に参加するためです。

両親と僕ら夫婦と妹夫婦。そして僕と妹の子供たちが集まりました。

昨日は午前中はポカポカ陽気だったのに、午後になったら風の強いとても寒い日になりました。

そんな中、僕ら家族は屋外のお墓の前でお坊さんにお経を読んでいただきました。


最近は仏教に興味津々だから、お坊さんのいでたちやお経、持ち物の使い方などに今までよりも強い関心が生まれていることに気がつきました。

でもせっかくなので興味を散らさずに、長い儀式の間、瞑想してみることにしました。とても寒い環境で肉体感覚と自分自身をどれだけ切り離せるか試してみるにはいいチャンスだと思ったのです。

約50分の間、ずっと一点を見つめて自分の呼吸に意識を向けていました。

確かに寒かったけど、集中が高まってくると「体に冷気が入って来ているな」と感じるだけで、その感覚を心に取り込まないから体が萎縮することもなく、案外すんなりやり遂げることができました。

終わった後みんながガクガク震えているのを見て、瞑想の効果があったんだなということが分かりましたね。


明日は北鎌倉で早朝の座禅会に参加してみようと思っています。

寒さは昨日の比ではないはず。どのくらいやれるのか楽しみです。

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