ちょっとだけ先の時間にフォーカスする

昨日は一日モヤモヤすることの多い日だった。

珍しく夜に用事があったので、今朝はいつものように4時には起きれず、7時に起きた。こんな時間では裸足で外を走ることはできないので、走ったりnoteを書いたりすることなく、朝のエキササイズだけをして作業場に来た。

いつもだったら前日何かモヤモヤすることがあっても朝ジョギングと瞑想をし、noteでその時思ったことを書けば気持ちはすっきりし、楽しい気持ちで一日が始められる。しかし夜に用事があって起きる時間が遅くなるとそうはいかない。自分にとって朝のジョギングと瞑想とnoteがすごく大切なルーティンなのだと思った。

しかしモヤモヤを引きずったまま1日を始めるのは嫌だった。作業場の駅に着いて、階段を見たとき思った。

「全力で駆け上がってみよう」

みんな隣のエスカレーターを使うから階段は誰もいない。思い切り駆け上がったら気持ちがすっきりした。その勢いのまま"動く遊歩道"の横にある誰もいない"動かない遊歩道"を走った。PCの入ったカバンは重いが、やっぱり走るのは楽しい。さらにすっきりした。

そうして今に至る。誰かの本に書いてあったけど、心と体は強くリンクしている。心を操作したければ体を操作すればいいし、体を操作したければ心を操作すればいい。心をなんとかしたい時、心そのものをこねくり回すよりも体を動かしてしまった方が変化させやすい。

モヤモヤしている時は過去だったり、かなり先の未来が頭の中を支配している。そこで「今にフォーカスしよう」と思うのだが、モヤモヤが強い時には今この瞬間にフォーカスするのが難しい。

そこでお勧めしたいのは、ちょっとだけ先の時間にフォーカスすることだ。30分後、1時間後のことを想像する。たとえちょっと先に嫌なことが待っていたとしても、頭の中を支配しているモヤモヤよりも、30分後、1時間後のちょっと嫌な未来の方が(相対的には)マシだったりする。とにかくモヤモヤから抜け出したい。すると不思議なもので、ちょっと先にある未来を前向きに考えることができるのだ。

今日はそのテクを使った。電車の中でモヤモヤしていたが、この先30分後、1時間後のことを考えた。すると少しずつ前向きになった。そして先ほどの階段ダッシュに繋がったわけだ。ちょっとだけ先の未来を想像して前向きな気持ちにならなかったら、階段をダッシュで駆け上がる元気は出せなかっただろう。

そんなわけで気持ちはすっかり前向きになり、作業場の受付の子とも楽しく会話し今に至る。

今日も昨日に引き続き「ちょいワクワク」な状態をキープできている。これで何日目?4日目?

嫌なことがあってもすぐに基本トーンに必ず戻れる。そんな自信がつけば人生はもっともっと楽しくなっていくだろう。

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