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資金調達44億を経て、ecforceが実現していく次世代EC構想

おはようございます。
SUPER STUDIO COOの花岡です。

プレスリリースにもありました通り、SaaS×D2Cで事業展開しているSUPER STUDIOはシリーズBにて約44億の資金調達を実行しました。

前回の資金調達を経て、法人向けECプラットフォーム「ecforce」は今まで以上により多くの幅広い企業様に利用していただけるサービスへ急激な成長を遂げることができましたが、今回の調達にて、EC業界のデファクトスタンダードとなれるようにさらに成長し、日本のECビジネスの発展に貢献できるように尽力いたします。

SUPER STUDIOがなぜ資金調達を実行するのかについての本質的な理由は前回から大きくは変わっておりませんので、興味のある方は以下の記事をお読みください。

市況環境が最悪の中、シリーズBの資金調達については経営者としても本当に学びが多く、是非、資金調達に関するnoteは別途、ガッツリ書こうと思っていますので楽しみにしていてください。

今回は会社が急成長していく中で、本当にECをアップデートしていける感覚が日に日に増しており、今回は改めてSUPER STUDIOという会社が、どういう会社であり、どんなことを目指しているのかについてまだまだ至らないところがるのは重々承知の上で、社内外に向けて熱く語らせていただければとおもいます。


ビジョン・ミッション・バリューの前提情報

サービス名も「ecforce」ですし、ECのトータルソリューションなどの表現もあるので、ミッション、ビジョンには「ECを○○」というものを掲げていると思われがちなのですが、僕たちは「EC」という単語を使っていません。
その背景についてまずお話しできればと思います。

スマートフォンの普及により世の中のデジタル化は急速に加速し、消費者の価値基準は多様化し、価値を提供する側の働き方もDX化が推進されています。

また、デジタルマーケティング市場の急成長によりD2Cモデルが台頭し、コト、モノづくりのビジネス構造そのものに変革が起きています。


まさに現代のコト、モノづくりにとって既にECは必要不可欠な存在になっており、EC化できない既存のコトやモノは衰退し、今後新しく生まれてくるコトやモノはECでの展開を前提に生まれてくると考えています。

しかし、そんな新たな時代を迎えているコト、モノづくりの現場には課題は山積みです。僕たちはそんな課題に対して、最前線で事業を営む1プレイヤーとして、そしてその市場をつくっていく1プラットフォーマーとしてECを起点に課題解決を行い、コトやモノがもっと便利に、もっとクリエイティブになっていく環境を実現していきたいと考えています。

つまり、現代のコト、モノづくりにおいて「EC」はもはや常識になりつつあると考えており、だからこそ、あえて「EC」というワードは使わず、僕たちは「コト、モノ」という広い表現を使っています。逆に言えばECだけに閉じる気はないという意志表示でもあります。

ビジョンが意味すること

ワクワクするコト、モノを世界中の人々にとどける

SUPER STUDIO VISION

世の中には本当にワクワクさせてくれるコトやモノで溢れかえっており、僕たちの生活を豊かにしていくれていると思います。

だけど、僕たちはコト、モノづくりの現場を知っているからこそ、目にしているワクワクは溢れかえった製品たちの渦を抜けてきた、ほんの一部分であり、世の中にはまだまだ価値のあるコトやモノが眠っていることを知っています。

そして、それら1つ1つを生み出しているのはヒトの情熱であり、僕たちはその情熱が日の目を浴びるように、一人でも多くの消費者に届くような環境を作っていきたいと思っています。

そんな世界を実現するためにミッションを達成させていきたいと考えています。

ミッションが意味すること

コト、モノにかかわるすべての人々の顧客体験を最大化する

SUPER STUDIO MISSION

SUPER STUDIOは法人向けECプラットフォーム「ecforce」の提供を主軸とし、自社ブランドの運営を通して培ったEC/D2Cをグロースさせるための成功ノウハウをコンサルティングサービスとして提供する「ecforce teams」をはじめ、デジタルネイティブ時代にEC/D2Cをグロースさせる上で必要となる各種アプリケーションを「ecforce apps」として提供することで、ECのトータルソリューションを実現しています。

「コト、モノ」とは

D2Cブランドを自分たちで運営する中で強く感じていることは、消費者の消費行動が単に機能的価値(役に立つ)を購入する時代から情緒的価値(意味がある)、つまりは体験を購入する時代へと変化しているということです。

ECは世の中を便利にすることができます。
スマートフォンでほしいものを購入するだけで、家にほしいものが届く。
一昔前では、考えられなかったことが今、当たり前になっています。

従来の「モノづくり」は「不便さ」という課題を解決するために「便利で役に立つモノ」をたくさん生み出しました。
その結果、世の中には便利で役に立つモノが溢れ「不便である」という課題のほとんどは既に解決されたように思います。

例えば、料理は食べるために行うことであり、電子レンジは「食べるものを温める」ための家電だと思います。単に「食べものを温める」という機能的価値を満たすことが目的であれば1万円も出せば十分なスペックの商品が手に入る時代だと思います。

しかし「料理は食べるために行うこと」ではなく「料理をおしゃれで楽しいライフスタイルの一部」という体験として捉えることで、キッチンに置くだけで映えるデザイン性であったり、楽しい音楽が流れるような体験であったり、本来の「食べものを温める」という機能的価値には全く不要な要素を加えた"意味のあるモノ"は、単に"役に立つモノ"よりも価格が何倍もするにもかかわらず、共感したユーザの心を掴み、売り切れが続出してしまうような時代になりました。

しかしながら、これはほんの一例であり、役に立つモノはこれからも世の中を便利にし続け、大きなシェアを維持するとも思います。

つまりは、モノづくりのあり方が多角化しているということです。
この多角化を可能にしたのは、間違いなくマーケティングのデジタル化やECの存在です。

従来のものづくりのマーケティング手法の主体はマスであり、多くの人が共通の課題認識を持っており、その課題を解決してくれる「役に立つモノ」との相性が良く、逆に需要がニッチなモノはビジネスとして成立しづらい時代でした。
しかし、スマートフォンの普及により人々の居場所が、テレビの前からスマホの前へ、つまりWEBやSNSといったデジタルメディアに移ったことで、ニッチな需要にもそれを求めている人々にダイレクトにリーチすることができるようになったため、十分にビジネスとして成立するようになりました。

デジタル化によりモノづくりの多角化はこれからも加速し、デジタルネイティブでブランドを立ち上げるD2Cモデルを筆頭にさまざまな体験価値をもったモノがどんどん世の中を豊かにしていくと確信しています。

つまり「モノづくり」は「体験づくり」の要素が強く含まれてきているように思います。

だからこそ僕たちは「ものづくり」のことを体験づくりという意味を込めて「コト、モノづくり」という表現をしています。


「コト、モノにかかわる全ての人々」とは誰なのか

コト、モノづくりにかかわる全ての人々とは、つまり誰のことなのか。

それは

・ブランドを運営するメーカーの人々
・実店舗で商品を紹介している人々
・それを世の中に広め販売促進をするマーケティングに関わる人々
・商品を発送するロジスティクスに関わる人々
・商品の問い合わせを受け付けるコールセンターに関わる人々

であり、何より実際にコトやモノを購入するエンドユーザまで、あらゆる人々のことを指します。

特に昨今のD2Cモデルでは、エンドユーザである消費者自身も体験価値を上げていく関係者であるという考え方もあります。

つまり、僕たちの提供するECプラットフォーム「ecforce」にとってのユーザとは、上記のようなコト、モノづくりに関わる全ての人々を指しており、それらの体験価値を最大化するということが僕たちのミッションになっています。

「体験価値を最大化する」とはどういうことなのか

コト、モノづくりに関わる全ての人々の体験価値を最大化するとは具体的に何を意味しているのかは、「対象ユーザ」によってさまざまです。
僕たちは自社D2Cブランドを運営しているからこそ、ECの現場がどれだけDX化されていないかを誰よりも理解しています。
それらを解決することが僕たちのミッションが意図するところになります。


エンドユーザ
ecforceを介して商品を購入してくれるエンドユーザに向けた体験でいえば、まず、ECサイトでモノを購入する上で、ストレスのないシームレスな購買体験を提供することは重要な価値だと考えています。
だからこそ、購入手続きを簡潔にするEFOシステム「smart dialog」も、独自で提供しています。

また、ユニークな購入体験という意味では、自分にどんな商品があっているのかをパーソナライズ診断するようなウェブ体験を実現したりできるパーソナライズシステム「1d color」を提供しています。


マーケティングに関わる方々
マーケティングにおいても、デジタルマーケティングの媒体ごとの費用対効果が把握できなかったり、データ分析をするためにエクセルを多用し、膨大な時間を費やしている現実を知っています。
だからこそ、デジタル媒体ごとのアクセスやCVR、CV数が簡単に計測できる仕組みや広告投資効果を最適化するさまざまな機能を提供しています。
また、EC運営において重要な指標などのあらゆるデータをノーコードでグラフで確認し、CRM施策を簡単に実施できるような仕組みの構築も行っています。

ロジスティクスやコールセンターに関わる方々
ロジスティクスやコールセンターでの業務においては、事業規模が拡大すればするほど日々増える、定常オペレーションの数々。
複雑化され、属人化した状態で担当が離職しようものなら、EC事業自体が運営できなくなるリスクにもなります。
そのため、定常オペレーションを自動化する機能提供であったり、ショートカット登録で複雑な処理もシンプルに実施する機能であったり、品質を高めつつも効率化する機能を提供することで、体験価値を最大化しています。
これらの方向性の一環で、顧客対応を自動化するチャット型自動接客システムである「talkmation」の提供も行っています。


これらはほんの一例であり、EC/D2Cの成功事例をたくさん紹介しているEC・D2Cの運営ノウハウに関するナレッジメディア「success board」で情報発信をしていますが、とにかくECは課題が山積みです。


これらはなぜ起きるのか、それはECはめんどくさいことだらけだからです。

ミッションに掲げている、コト、モノづくりに関わる全ての人々の体験価値を最大化するというのは、つまり、ECをもっとシンプルにすることだと考えています。

当たり前のように、ECサイトが簡単にカスタマイズできる。
当たり前のように、顧客とコミュニケーションが取れる。
当たり前のように、定例オペレーションは自動化されている。
当たり前のように、重要なデータがノーコードで簡単に見れる。
当たり前のように、データドリブンにやるべき施策が簡単に実行でき、その後の効果測定もできる。


そんな環境を構築することで、めんどくさい業務をマインドシェアから取り除き、ブランドは本来のあるべき姿である、商品をより良くしたり、顧客のためのさらなる体験価値を追求したりする仕事に集中することができます。


そうすることで、ecforceを介して、世の中に今まで以上に素晴らしい体験価値をもったモノが溢れ出し、世の中をどんどん豊かにしていくと確信しています。


ecforceが実現していく次世代EC構想

長くなるので、結論だけ先にまとめます。

ecforceが考える次世代EC構想

<ecforceの次世代EC構想が目指すEC運営のあるべき姿>
①オフライン/オンラインの販売チャネルごとのデータだけでなく、販売後の顧客の行動データまで統合管理されており、そのデータをノーコードで誰でも簡単に活用できる状態

②統合管理されたデータを可視化でき、新規顧客の獲得のために販売チャネルごとの部分最適ではなく、全チャネルを通した全体最適なマーケティングの実現や、顧客セグメントに対して実施したCRM施策の結果までが定量的にデータで確認でき、最適な改善PDCAが運用されている状態

③ブランド運営していく上で必要となる出荷・決済処理や顧客対応などのあらゆる定常業務を自動化されており、ブランド運営は多くの時間をプロダクトやユーザコミュニケーションを通した体験価値の向上に費やせる状態

これらは、次世代のECのあるべき姿だと考えていますし、それは全く新しいことではなく、当たり前を実現していくことだと思っています。

現代において、世の中に大きなインパクトを与えている企業が実現していることは「当たり前」なことだと思っています。逆に言えば、当たり前を実現することはそれだけ難しく偉大なことだと思っています。

例えば、「OMO」なんてワードは10年以上前から聞いている気がしますが、ほとんどの企業は実際のところ適用することができていない現実があります。それだけ当たり前の実現は難しいということだと思います。

この記事で記載していることはほんの一例ですが、これらが当たり前になれば、ものづくりのイノベーションを実現できる第一歩になると確信しています。

結論にはまとめたものの、6つの観点にわけて、簡単に説明できればと思います。


データ管理

今後、ブランドはマーケティング戦略を最適化するために販売チャネルの多角化が進行します。そして主要なデジタル媒体も広告事業の次のステップとしてショッピングカート機能の保有しはじめると思います。
つまり、Amazonや楽天だけでなく、LINEやInstagramといったデジタル媒体にもデータがバラバラになっていくことが想定されます。

ecforceは「オンライン/オフライン」「複数ブランド」「販売チャネル」間のあらゆるデータを一元管理し、簡単に活用できる仕組みを実現していきます。

そして、一元管理されたデータに対して、機械学習を用いたビジネスの最適解を提案する仕組みを構築します。


マーケティング

とてつもないスピードで変化するデジタル市場において、ECネイティブなブランドをグロースさせる上で、マーケティングに求められるPDCAの速度はさらに加速していくことが想定されます。

ecforceでは、あらゆるマーケティング戦略をデータドリブンに意思決定し、実行できる環境を実現します。ECサイトを簡単にメンテナンスができ、統合管理されたデータを分析し、簡単にCRM施策の実行が可能で、さらにCRM施策がどれだけのインパクトをもたらしたかまで定量的に確認することで、最適なPDCA運用ができる環境を実現します。

店舗(OMO)

デジタル市場の拡大に伴い、デジタルの広告単価が高騰している中で、デジタルネイティブに成長してきたブランドもさらなる規模拡大のために必然的にオフラインへ販売チャネルを展開します。

ecforceでは、時代の流れとともにオフラインの役割が変化する中で、オンラインとオフラインを分断しない全体最適な戦略が実行できる環境を提供します。

顧客対応

デジタル化によってユーザのコミュニケーションツールは日々変化しており、従来の電話・メール主体の顧客対応も消費者のニーズにあわせて問い合わせチャネルが必然的に多角化します。

ecforceでは従来の電話やメールといった問い合わせチャネルに加えて、オペレーションコストや品質を考慮し、チャットボットやLINEを組み合わせた最適な顧客対応環境の構築を実現します。

オペレーション

EC運営を行う上で出荷/決済といったさまざまな定常的なオペレーションを行うために人がまだまだ稼働しています。

ecforceでは、これらの定常オペレーションを自動化することで属人化を解消し、品質を高めながらも工数を削減し、あるべき仕事にコミットできる環境を提供します。

サプライチェーン

ECにおいて、製造(OEM)や資材、物流(出荷や在庫管理等)といったサプライチェーンについても、規模に応じて適切なタイミングでの定期的な見直しが必要です。

ecforceでは、データによる気づきを与え、サプライチェーンコストを最適化できる仕組みをパートナー企業とともに実現し、すべてのクライアント様に提供します。


ECのシンプル化を実現していくメンバーたちの進化

僕たちが掲げる壮大なミッションを実現していくためには、この想いに共感し、共に行動してくれるメンバーの存在が必要不可欠です。

前回の資金調達以降、組織の人数も300近い規模になってきており、本当に目まぐるしい成長を遂げてきたと思っています。

ほとんど整っていなかったS&M組織も本当に仕組みとして強固な体制になってきましたし、カスタマーマネジメント領域もあらゆるDX活動に邁進してきました。開発組織においても、プロダクトマネジメントユニットが組織化され、エンジニア組織も将来を見据えた大きな体制変更や方針転換を実施し、進化してきました。
僕たちのユニーク性を支える、D2Cブランドの運営を担うブランドエグゼキューショングループやそのノウハウを生かしたコンサルティングサービスを担うチームも今まで以上に洗練されてきました。
バックオフィスも、急激な成長を支えるための採用強化や規定の整備、業務フローの改善、決算体制、法務体制、監査体制など本当に多くの対応を進めてくれました。


僕たちが描く次世代のECのあるべき姿が実現されれば、コト、モノづくりにイノベーションを起こすことができると信じていますが、実現するためには綺麗事ばかりでは到達できない高みだと考えています。

理想論ばかり語っているだけでも実現できないと思いますし、どこまで本質的な整理をしても、構造上発生する矛盾は一部残ると思いますし、真剣に向き合うからこそ、葛藤もたくさんあると思います。

それでも、僕たちであれば必ず達成していけると信じています。


事実、これだけの短期間でこれだけの変化に対応してきたのは、一人一人が高いマインドをもってバリュー(CHANGE・INSIGHT・HONESTY)を体現する行動してきたからだと思っています。

こういったメンバーたちと一緒に働けることを僕は誇りに思いますし、何より仕事を楽しいと思えるのは、やっぱり何をやるかより誰とやるかのほうが圧倒的に重要だと何度考えても思いました。

しかし、これだけの規模になってきますと参画してくれたメンバーとコミュニケーションを取る量は日に日に薄まっているのを感じます。
さまざまな形でコミュニケーションを取れるように努力していきますが、せっかくですので、この記事では改めてSUPER STUDIOが掲げるバリューについてブレイクダウンして共有したいと思いました。


バリューは、3つの英単語を掲げているわけですが、CHANGE・INSIGHT・HONESTYは全てつながっていると思っており、僕視点でバリューについてお話しできればと思います。


CHANGE

変われる人であれ
・現状に満足せず高い成果を実現する進化を目指す
・予測不可能な変化を受け入れ、自らを変える

まず、CHANGEはみんなの中でも共通認識が比較的わきやすいかなと思っています。
これだけ変化の激しい時代だからこそ、会社としても常識に囚われず、どこまでも変化に強い組織である必要があります。組織というのは人の集合体ですので、結局のところ、変化に強い組織というのは、変化に強いメンバーで構成されている状態です。

この数年でいえば、コロナなどが最たる例だと考えており、こんな世の中の変化、誰にも予測できなかったと思います。
直近の市場環境の急激な悪化もあり、海外では既に多数のリストラが実行されている例などもあり、シビアな不景気が来るとも一部では言われています。

これらはまさに予測不可能な変化であり、そこに文句を言っても何の解決にもならない中で、できる行動というのはそれらを受け入れ、自分を変えていくことだけだと思っています。

また、高い基準においては、問題が起きた時に変化していくことは当たり前だと考えており、もっと重要なのは、問題が起きていなくても現状に満足せず、さらに高みを目指すために進化をすることだと思います。


僕は個人的には会社の調子が良いときほど、ものすごく恐怖を覚えます。

コンフォートゾーンは気持ちは良いですが、成長が止まっている状態であるとも言えるため、何か見落としていることがないかであったり、調子が良い時ほど、自分を疑うということを徹底しています。


また、個人の成長という観点でも、SUPER STUDIOではチームワークを重要視し、一緒に仕事していくことになかでどれだけキャリアを積んでいても、常に自分を疑い、自身を変えていける人というのが成長が止まっていない人だと思います。

人は残念ながら、経験を積めば積むほど、自分を過信したり、傲慢になってしまったりする生き物です。

創業者も全く例外ではなく、会社がありがたいことに評価され出すと、経営者も何か自分がすごい人間かのように扱われだします。

世の中には、まるで自分が全部作ったかのような口ぶりになる方もいます。会社やサービスが評価していただいている実態は、現場の一人一人のさまざまな努力の積み重ねによるものであり、そこにリスペクトを持てなくなっているのであれば、それは傲慢の極みだと思っています。


これだけ意識していても、「あれ、今、自分が傲慢だったかも。」と思うこともあり、その都度反省し、行動を変化させるということを僕自身も繰り返しています。

これからの時代にCHANGEという価値観は生き抜く上でマストの価値観だと思います。


INSIGHT

本質を見極めろ
・顧客、事業、組織の成長を通し、自分自身を指数関数的に成長させる
・あらゆるシーンで相手を勝たせ、自らの長期的利益を創出する

次にINSIGHTとHONESTYなのですが、バリューについて真剣に考えてもらうと、結構この2つの違いが混乱するんじゃないかなと思います。

INSIGHTが意味するところは、僕は本質的に考えてまず「あるべき姿」を見極められるのかってことが重要になると思っています。

例えば

「ビジネスの本質は相手を勝たせて僕たちも勝つ」
「仕事を通して顧客も会社も成長させる中で、自分自身の成長もする」

他にもたくさんあると思いますが、これらのことはすべて正しいと思います。

しかし、言葉にすれば「正しいこと」も、それを愚直に言葉の通り行動できるかというと、そこには人だからこそ綺麗事では片付けられない、さまざまな葛藤があるのが現実だと思います。

HONESTY

人格者であれ
・多様な価値観を受け入れ、情熱と誠実さで人の心を動かす
・自身の利益をただ優先するのではなく、状況や背景を理解し、3方良し(会社、顧客、自分)の選択を追求する

だからこそ、HONESTYという価値観が重要になります。

ビジネスの本質である「あらゆるシーンで相手を勝たせて、自らの長期的な利益を創出する」という正しい言葉も、実際は「相手を勝たせるよりもまず自分が勝ちを確保したい」と思ってしまうこともあるだろうし、ビジネスの不都合な真実として相手を勝たせないほうが実は短期的な利益の創出ができてしまうということもあります。

「仕事を通して顧客も会社も成長させる中で、自分自身の成長もする」という言葉についても、正論なのはわかっていても、「チームがどうとかよりも、自分が何を経験できるかの方が大事だ」と思ってしまったり、「自分を良いように見せれていれば、他人や顧客のこと二の次である」という言動・行動をとってしまったりしてしまうこともあるかもしれません。

要するに正しいあるべき姿や行動をわかっていても、それを自分が行動する上では、さまざまな邪念や欲といった人としての弱さが邪魔してくるものだと思います。

そうしたときにとても大切になるのがHONESTYというバリューだと考えており、自分のことだけを考えるのではなく、多様な価値観を受け入れ、情熱や誠実さをもって、状況や背景を本質的に考え、正しい行動を取れるかが重要になると信じています。


ですので言語化すると、INSIGHTとHONESTYは内容が似通います。
それは本質的なことを言語化されているのがINSIGHTであり、その正しさを行動していく上で、嫉妬や欲といった弱さにあらがうことがHONESTYにあるという関係性だからです。

実際のところ、社会は理不尽です。

ライヤーゲームという映画の「エデンの園ゲーム」というものがすごく人の弱さを表していると個人的には思っています。

ゲームルールは、金、銀、赤の3種類のリンゴがあり、ゲーム中に参加者がリンゴを投票していくゲームになります。銀色と金色は禁断の果実と言われています。

参加者全員が赤色を投票したときだけ、全員に1億円を得ることができます。
しかし、1人でも禁断の果実を選んだ場合、赤いリンゴに投票した人は1億円を失い、禁断の果実を選んだ人は1億円を得る。全員が禁断の果実を選んだら、多数派が1億円を得て、少数派は1億円を失うこととなる。

要するに全員がHONESTYで、赤色を投票すればみんなハッピーになるのだが、リスクを考えたり、自分のことしか考えない人たちがいるからこそ、極限状態においては、ほとんどの人は禁断の果実を選んでしまうというゲームです。


ビジネスの現場でも同じで、先に利益を譲るということは勇気のいることだし、結果的に裏切られることもたくさんあります。だからこそビジネスにおいては契約書というものが大事もなります。

ただ、僕がさまざまなことを経験しても確信しているのは、ビジネスを長期的に成長させていくことが前提ならば、本質を捉えた、誠実で正しい行動を取り続けたものが最後には必ず勝つと確信しています。

それが合理的だからです。
だからこそ、状況に応じて正しさは変わる中でも、常に誠実であり続けたいとおもっています。


「会社主語」という思考がなぜ大事なのか

最後にバリューではないのですが、よく創業者から「会社主語で物事を考えて欲しい」という言葉を発信していると思います。

バリューが意味していることとも大いに重複するのですが、1つ表現として勘違いしてほしくないなと思っていたことがあります。

「会社主語=自分を犠牲にして会社に尽くしてくれ」という意味では全くないということです。


「会社主語」って創業者だから思ってるだけでしょ?って思う人もいると思います。

確かに創業したからこそ、僕たちはSUPER STUDIOへの思い入れは誰にも負けないものがあると思います。

しかし、僕たちは会社を私物化しません。

僕たちは資金調達をする前から、監査を入れたり、ガバナンスの効いた状態が会社を長期的に成長させると創業時から確信しているため、そういうアクションを序盤から取り続けていました。

気付いている方もいるとは思いますが、会社が自分たちの私物であり、だから大事にしたいというのなら、ガバナンスが効いている状態なんてむしろ逆効果です。

実際、創業者からみても「え、そんなことも自由にできないの?」っていうことがどんどん増えていますし、資金調達を行った現状においては、SUPER STUDIOには創業者以外にも株主の方々がおりますので、僕たち創業者も今では会社のことをなんでもかんでも好きには決めれない状態になっています。
そして、長期的に成長する会社として健全な状態だとも思っています。


では、なぜ「会社主語で考えて欲しい」といっているかというと、僕たち自身も例外ではなく、会社という環境を利用して、個としても最大の成長を遂げてきたからです。

これからの時代は、終身雇用の時代ではありません。
安定した企業に勤めることが将来の安定なのではなく、どこにいっても通用する人材になれるように個のキャリアを高めることが本当の安定になる時代です。

そして、人生の価値観も多様化しています。「仕事」に一生を捧げるような人生もあるし、「仕事」はほどほどにして友人や家族との時間を何より大事にする人もいます。

全部、ありです。
しかし、おそらく今から最低でも数十年は生きていくために「仕事」をしなければならない現実はあると思います。そうしたときにどんな価値観であっても、「仕事」と向き合う時間はだいたい人生の3分の1を占めるわけで、どうせなら全力でその3分の1を楽しまないと損ですよね。

むしろ「仕事」を中心に考えたくない人ほど、自身のキャリアを高めておくことで「仕事」に費やす時間や働き方のコントロールしやすくなるわけなのでとても大事です。

つまり、どんな価値観をもっていようと例外なくキャリア価値は上げておくことは個にとって重要であるということです。


僕はSUPER STUDIOを立ち上げる前は、言ってしまえば、一人のシステムエンジニアでした。

しかし、会社を成長させるためにSaaS事業の全工程を立ち上げ、D2C事業もブランドの立ち上げからグロースまで実施しました。
組織が大きくなれば、組織文化形成もやりました。
会社のさらなる成長を目指し、アクセルを踏むためには資金調達もやりました。


今現在、僕は自分の将来に一切の不安がありません。

でも、個人の目線でキャリアを選んでいては、指数関数的な成長は中々難しいと思います。

例えば、結果的に総額60億を超える資金調達を短期間で実施したわけですが、1年前までファイナンスの知識なんて全くありませんでしたし、60億を調達しなければいけないなんて環境もそうそうあるものではありません。

こういうステージの会社で、そういったことやらなければならない環境に身を置かなければ、こんな経験を得ることなんて到底できなかったと思います。


あらゆる仕事は大は小を兼ねるが、小は大を兼ねません。

マーケティングを学ぶ上で、何億という予算を自分が主導して運用できる環境なんて、そう転がっているものではありません。
プロダクト開発においても、自分たちが必要だと思うことを主導して開発してプロダクトをアップデートしたり、価値のある億単位のデータがある環境でシステムのアーキテクチャを決め、ソリューション開発できる環境なんてそうそうありません。


つまり、会社主語で物事を考えると必然的に規模の桁が1つも2つも上がります。そして、規模が大きいだけなら、大手企業でやればいいのですが、規模のレバレッジを自分のキャリアに落とし込む上で何より大事になるのは「主体性」です。

主体性は何よりも大事であり、責任を持ってやるべきことを真剣に考え、実行し、結果をみてPDCAをまわしていくことで、自分のキャリアを飛躍的に上げていくことができます。

つまりは、会社主語という考えが真に意味しているところは、「まず、自分自身を大切にし、主体性をもった上で、会社という環境を利用し、レバレッジの効いた自己成長を実現してほしい。」ということです。

圧倒的に成長する人の特徴は、会社の成長を自分の成長とリンクさせることができる人だと思います。これは偶然リンクするようなものではなく、リンクするように思考を整理していくことが成長の鍵です。

株式会社において本質的に創業者も、その会社という環境で働く一人であり、僕たちも例外ではありません。

僕たちは仕事が楽しくて仕方ありませんが、それ以上に会社の経験を通して自分自身の成長実感がものすごくあります。

そして、メンバーと全員で会社を成長させていくことが何より楽しい。

SUPER STUDIOの歴史を見ても、そこに共感し、会社の成長を自分ごとにできた人は例外なく、評価され、会社の大きな舵を取るポジションにたってくれています。

そういう人たちが増えることが、会社の成長に直結すると思いますし、同じ目線で仕事していける人が増えると僕たちも、もっと楽しい環境にできると確信しています。

ですので、この会社主語という考えを、是非誤解せずにみんなも取り入れて欲しいなと思います。


とても、長くなりましたが、SUPER STUDIOという会社について、実現していきたい世界観と、文化について改めて深掘りしてみました。

これからも、基準高くがんばっていきましょう。
引き続き、よろしくお願いします。



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