見出し画像

猗窩座(あかざ)の魅力

※注意:
今作は「鬼滅の刃」のネタバレが随所にありますので
そのことを了承の上、読み進めて下さい。

おはようございます。

ひろteamNです。

「鬼滅の刃」

凄い人気ですね。

映画も空前の大ヒット!!

日本経済を支える「柱」のひとつと言っても

過言ではないでしょう。

そんな映画の中にも出てくる

上弦の参の鬼

「猗窩座(あかざ)」

映画の中では柱である

煉獄杏寿郎を倒した憎き存在だと

思われている方々も多いかも知れませんね。

でも、漫画を読み進めていく内に

猗窩座(あかざ)と炭治郎達と再度対峙、

最後は倒されるのですが、

その際に語られるエピソード・回想シーンが

自分にとってかなり胸熱だったので

思わず書いている次第です。

鬼の中で誰よりも「情」に熱い男

猗窩座(あかざ)のブレない想い(軸)は

「誰よりも強くなること」

これは猗窩座、自身が人間であった時の

壮絶な人生が由来しています。

病弱な父親・恋雪(後の妻)を守る為。

しかし、結果としてはどちらも守ることが出来なかった。

だから「誰よりも強くなること」の根底には

「強くなり、大切な人を守る」

という想いがあるのです。

そんな猗窩座が恋雪を毒で殺され、

精神衰弱している時に、鬼舞辻無惨の手に落ち

鬼と化してしまう。

鬼となり人間であった時の記憶を無くしてしまっても、

根底にある軸、

「誰よりも強くなる」

「大切な人を守る」

は色濃く継承されてます。

恋雪の髪柄りと同じ雪の結晶の術式展開 

技の由来が大事な約束をした花火

女性を食べなかったこと

記憶をなくして鬼になったとしても

根底に大切なものは忘れてなかった忘れることは無かった。

誰よりも愛情が強いからこそ、

例え鬼となっても、継承されたのだと思います。

最後は胸熱

物語の後半、猗窩座は

竈門炭治郎に首を斬られますが、

「誰よりも強くなり、大切な人を守る」という

強い執念により再生しようとします。

しかし、

そこに恋雪が現れ

「拍治さん ありがとう

もう充分です おかえりなさい あなた」

の言葉に全てを人間であった時の想いを思い出し、

「ただいま」

の言葉を残し、亡くなります。

猗窩座は自分が弱く、

大切な人を守れなかった自分を

許せなかった。

その為に極限まで強さを求めた。

過去の壮絶な環境がなければ違った人生になった?

鬼とならなかったら違った人生になった?

でも最後に「大切な人」の「大切な想い」

を人間として、思い出し

そこに帰れた、戻れた、添い遂げられた。

だから何はともわれ良かったのだ。

強い信念・軸を持って邁進するのはいい。

でもそれは何の為?大切なもの何?守りたいものは何?

そのことを忘れてはいけない。

忘れずに生きようと思いました。


最後までご愛読ありがとうございました。

宜しければブログ・Twitterも覗いてみて下さい。

ブログ

Twitter



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?