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SNSで近況報告を辞めた話
私は現在、InstagramしかSNSをまともにやっていない。
Twitter(現X)はかなり昔に一度辞め、最近は将来的な活用に備えて再開したが放置気味。
Facebookは名前だけ登録しているが活用せず、LINEはただの連絡用、そんな具合だ。
しかも、Instagramは趣味で風景写真をマイペースに載せるだけ。
趣味の合う人たちと自由気ままに楽しむというスタンスだ。
そこで繋がっている知人はごくわずかで、仕事とも一切関係していない。
さて、なぜこのようなスタンスにしたかというと、SNSで近況報告をする文化に疲れたからだ。
自分の近況報告をするのも疲れるし、他人の近況報告を見るのも正直飽きた。
それより趣味でマイペースに投稿できるほうが気楽で良いとの考えで、風景写真好きの自分に適していたのがInstagramだった。
こうした流れで、いつしかSNSで近況報告をすることを辞めてしまった。
近況報告を辞めたらSNS疲れが消えた
上記のスタンスにしてかれこれ6年近くになる。
このやり方により、SNS疲れという状況も6年近く経験していない。
SNS疲れといってもいろいろなパターンがあるが、私にとってのSNS疲れは「近況報告疲れ」であった。
仕事、プライベート、そんな近況を報告し合う状況にいつしか疲れを抱くようになった。
本当に仲の良い人は個人的に連絡を取り合って近況を話すことはあるが、わざわざSNSで多数の人に報告する意味はないと思ってしまったのだ。
特にFacebookの投稿は一般的に近況報告が多く、あの文化にとにかく疲れた。
結局Facebookはかなり前、そっとアカウントを消してしまった。
(その後、名前だけ登録する必要があり新しいアカウントを作成したが、そちらは本当に登録しているだけの状況で活用していない)
しかしそのおかげで確かにSNS疲れは無くなった。
近況報告をする義務などない
私は別にSNS上の近況報告が悪いと思っているわけではない。
SNSは個人の責任のもとで何を発言しても良いのであり、近況報告が悪いこととは思っていない。
ただ、私個人は性格的に近況報告が合わなかったのだと思う。
SNS疲れになるくらいなら近況報告など辞めれば良い。
近況報告をする義務などないからだ。
義務でないことに疲れる必要はない。
その疲れはものすごく無駄な場合がある。
それなら思い切って辞めればいい。
SNSは他にいろいろな使い方があるのだから。
何かを辞める勇気
もちろん、何かを辞めるのはなかなか勇気がいるものだ。
疲れるくらいなら辞めればいい、
義務でないことに疲れる必要などない、
頭の中でこう理解していても、辞めるまでは正直抵抗もあった。
しかし、心の底から楽しめないのなら、思い切って辞める勇気も必要だ。
私自身、それで気持ちが楽になったものだ。
SNS時代だからこそ、その使い方、向き合い方、距離感など、今一度考えていきたいものである。
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