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【日記】一つの仕事が終わったとき

私が思いつきでnoteを始めて3週間以上。
仕事でショッキングな連絡が入った日、なぜかnoteを始めた。
そして先日、一つの仕事が終わった。

誠実な対応で良質な仕事を進めてくれたクライアントさんが損をする。
仕事の話なので詳細は伏せるが、ギスギスしたネット社会は誠実な気持ちで行う仕事を容赦なく奪う。
もちろんこれは単なる私の感想だが。

しかし、いちいち他人を煽る人間や余裕のない人間が主流となる中、誠実な気持ちというのは主流ではなくなるだろう。
実に人情味のない社会というか、みみっちい世間情勢だ。

別に私自身が常に誠実な人間だと言い切るつもりはない。
ただ、「誠実な気持ちを持って何が悪い」という思いはある。

また、仕事は結果を出すべきものだから、誠実さがあれば結果はどうでもいいとまでは言わない。
ただ、誠実な気持ちを持つ人と、正攻法で良質な仕事を進める、そんな機会はこれまでたくさんあった。
「本当の良質な仕事」は、やはりどこか根底に誠実な思いがあるはずだと私は信じる。
そして誠実な気持ちで良質な仕事をしてくれる人が損をする姿は納得いかない。
ただそれだけだ。

もっとも、誠実な人が損をしやすいのは昔から人間社会でありがちなことだろう。
歴史を見ればなんとなくわかる。
そういう意味で人間は何も進歩していない。

誠実な気持ちは時に損をするから、なかなか誠実になれない人も多い。
こうして社会全体で誠実さが欠ければ、世間は当然ギスギスする。
そんなギスギスした社会ではさらに誠実さが失われるという悪循環に陥る。
くだらないトラブルも増え、世間情勢はますます荒れる。
その繰り返しだ。


さて、抽象的な話を長々と書いたが、
仕事において、なぜ誠実な人が損をしなければならないのか?
そんな気持ちを抱いたことがある人は多いのではないか?

あなたの身の回りにいる誠実な人が損をする。
そんなとき、あなたはどうするか?

誠実な気持ちはそんなに悪いことか?
そんなモヤモヤを抱いた経験は誰しもあるだろう。
だからあえて抽象的な日記を書いた次第である。

一つの仕事が終わったとき、納得のいかない気持ちが残る、モヤモヤする。
誠実な人が損をするなら尚更。


もちろん、こちらもそれなりの対応はする。
「誠実な気持ちを持って何が悪い」という考えを消すつもりもない。
小難しい理屈は抜きに、誠実な気持ちは何も悪いことではないのだから。

突き詰めて考えた結果、どうしても考えが変わらないなら、その自分の考えを消す必要はない。
至極当たり前の話だ。
その当たり前を貫く、これもまた人生経験なのだろう。

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