超実践編『とにかく妻を社長にしなさい』
3週前にアウトプットした『いますぐ妻を社長にしなさい』の実践編です。
『いますぐ妻を社長にしなさい』は、「もうちょっと具体的に知りたいんだよなぁ~」というところが不足していたようです。
読者の声もあって、続編となるこの実践編を書かれたそうです。これでプライベートカンパニー設立に向けてもう一歩進めそうです。
実践なしに金持ちになることはない
では、その実践とは何をすることなのか?
一緒に学びましょう!💪
お金の正体(おさらい)
著者は、投資の失敗で破産寸前だったときに「お金とは感謝の気持ちである」と気がつきました。
であるならば、
お金を増やす方法は、
人や社会の役に立って感謝していただくことしかない
というのが著者の考えです。
プライベートカンパニーとは(おさらい)
夫はサラリーマンとして安定した収入を得つつ、妻を社長にしたプライベートカンパニーの法人としての信用と節税効果を得ます。
実践の4STEP
では、このプライベートカンパニーはどうやってつくっていくのでしょうか?
プライベートカンパニーの実践は、次の4つのSTEPで進めます。
①妻と家族を説得する
②種銭を貯める
③プライベートカンパニーを設立する
④プライベートビジネスをはじめる
大変であり大切なのが、①妻と家族を説得することです。
ストーリーをつくる
妻を巻き込むためには、ストーリーとして伝えます。
①なぜそのプライベートビジネスに取り組むのか?
②プライベートビジネスを通じて何を実現したいのか?
③妻や家族の未来はどのように明るくひらけていくのか?
大事なのは、最初は夫から一方的だったストーリーを、二人でつくりあげて「二人のストーリー」にしていくことです。
これって、仕事でもそうですよね。最近よく聞く「ナラティブ(物語り)」にも通じるところがあると感じました。
このストーリーが、「自分がこの世を去るときのプロフィールになる」と著者は言っています。その考えは、素敵ですね。
また、「夢実現シート」という付録がついているので、これもストーリーづくりに役立ちます。
投資・消費・浪費を知り、資金をつくる
資金づくりにおいては、自分から出ていくお金が何なのか?を知ることが大事です。そのお金は、
投資ですか?
消費ですか?
浪費ですか?
ちなみに、マイホームは浪費だそうです💦
最近「マイホームは買うな」と、よく聞きます。うちは持ち家です…
どんなにお買い得でも、浪費は浪費です。
うちも、子ども達が小さいころに「将来着るから」と、シーズンオフ時の超特価の服を買いあさっていました。
今の家に引っ越す際に、45L袋で10袋以上それらの服を捨てました。サイズアウトした服がわんさか出ました。あれは完全に浪費でした…
資金づくりの教訓!
①✖欲しいものを買う ではなく ○必要なものを買う
②価値のない「幻」を買わない
③固定費を下げ⤵、変動費はコントロール🎛️する
会計の知識
最近は市販の会計ソフトも充実していますし、知識がなくても会計や確定申告は楽になっているのかなと思います。
とはいえ、
会計の知識は最低限あった方がよい
と著者は、言います。会計のおすすめ本の紹介もあります。
最低限の基準はよくわかりませんが、私も日商簿記を2級までとろうと思っているので、ある程度はクリアできるかなと思います。
進むのは半歩ずつでいい
正体がわからないものに対しては、どうしても不安になりますよね。
だったらどうするか?
学ぶしかない
この学びが半歩になります。そして、
家族を巻き込んで、妻や家族の協力を得る
この協力が半歩になり、輝く未来への一歩となるのです。
最初の半歩の学びですが、ただ知識を得るだけでは足りません。行動が大事なのです。
行動を伴わない学びは、学んでいないのと同じ
と著者からの忠告がありました。耳が痛いです💦
でも、この行動をすることで「自分の人生を生きてる!」と感じられるそうです。たしかに、やってみてなんぼですよね。
実践のための知識
・設立に必要な書類
・参考サイト
・さらなる節税ができる情報
・定款をつくる際の注意点(許認可事業)
など、実践のための細かい知識も本書から得ることができます。
ただし、本書が2015年に出たものだと考えると、自分で調べ直した方がよさそうです。
あと、巻末に40冊以上のおすすめ本が紹介されています。ここからさらに学びを広げることができそうです。
まとめ
「実践編」と聞くと、何かすごく具体的な進め方が書いてあるような気がしますが、そうではありません。
実践するために重要な本質的なことが、学べたと感じました。
妻を巻き込むためにストーリーをつくるというのは、すごく重要なことだと理解できました。ただ、私はストーリーづくりが苦手なんですよね…
とはいえ、知識を得るだけではなく行動が大事だということも改めて気づかされました。進んでみます。前へ!
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2022/06/13-2022/06/23
初版発行 2015/06/01
この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。