見出し画像

女性特有のがんの中で2番目に多いがん #007

今後の治療方針を決めると言われた日
薬での治療なのか、手術で腫瘍を取るのか。

この時までは、手術するにしても腫瘍とれば平気でしょ?と、そこまで深刻に考えていなかった。

教授による診察

生理中での診察。
気持ち的に生理中の診察は嫌な気分がしたし、内診する時に影響しないのかと思ったが、それは問題ない様子。

まず子宮から確認、次に肛門からの検査も。

「あ~これガンだね」
教授と先生の会話がカーテン越しに聞こえる。

(聞こえてます…教授…)
(……ガン?確定??)


すでに手術日が決まっていた

別室の診察室へ。
「最初より悪くなっていました」

最初というのは最初に行った病院での検査結果なのか。それともここの病院での最初の検査なのか。いまいちよくわからないけど、紹介状を書いて頂いた前の病院から、ここへの病院へ来ていろいろな検査をし今日の診察。既に一ヶ月半くらい経っていた。

「子宮頸がんです
「女性がかかるがんで2番目に多いがんです

「CTやMRI検査の結果、肺などへの遠隔転移はありませんでした」

がんという中で

「検査結果をみて、こちらで手術日を決めています。大丈夫だったらこのまま進めます。」

手術をする場合、手術するか、しないか考える猶予があって、その上で手術日を決めると思っていた。精密検査の結果から手術日まで決まっているのはそれだけ深刻なのだろうか。「手術日決まってます」と言われて、手術しない選択肢がないように思えた。

「子宮全部とります。卵巣、リンパ節、骨…」
(全部かぁ…ほ、骨?)

骨というのは聞き違いであってほしい。

結構大きい手術なのだろうか。今まで大きい手術をしたことがなく、考えたことがなかった私には自分事に考えられないでいた。

とはいえ、聞くことは聞かなければと
①手術日まで薬は服用するのか、診察あるのか
②術後のどのくらい入院するのか
③手術したことによって、その後の生活にどのような支障があるか
④退院後は通院するようになるのか

①手術日まで薬は服用するのか、診察あるのか

薬の服用はない。
診察はないが、手術の説明を受けに来てもらう。時間は長め。

②術後のどのくらい入院するのか

手術日の2日前に入院、手術後、2週間くらいの入院。
場合によって一ヶ月。
手術時間は、8時間。手術日に家族に病院に来てもらうことが必須。

③手術したことによって、その後の生活にどのような支障があるか

子宮をとるので、子供は産めない。
生理はなくなる。
人によっては更年期障害がでる。

④退院後は通院するようになるのか

術後の経過が良ければ一ヶ月に一回。
手術の結果によっては、放射線治療、抗ガン剤の治療もある。


手術前の検査

手術前に必要な検査をしていってほしいといくつかの検査をした。

呼吸機能検査


心電図検査
血液検査
レントゲン検査

他に、出血が止まりにくいか、止まりやすいかを調べる検査や採尿の検査も。


手術日までは一ヶ月。
心と体のコンデションを整えることを最優先することに決めた。

病気になってしまったんだからしょうがない。
これからどうするか。

noteを始めたきっかけは他にあったけど
どうせなら記録しておこう、と病気の経過を書いていくことにした。

次の病院へ来院日は手術に関しての説明を受けに行く。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?