見出し画像

食と買い物メイン 2泊3日台湾旅行記 1日目

数年ぶりに海外へ行ってきた。行き先は台湾、有給を利用しての2泊3日の旅。
近くてお手頃、コロナを超えての海外旅行リスタートには最適。
今回を皮切りに、noteを立ち上げた際の当初の目的である旅の記録を今後も載せていきたい。

大学生のときに故宮博物院や九份といった主な観光スポットは巡ったので、今回の旅は食と買い物をメインにした。現地ツアーなど含めて何も手配せず、旅行券もホテルも自力の完全フリー旅。
旅路の記録とともに、お店の紹介とおみやげ情報を、どどどと書き連ねていこうと思う。


日本を離れて台湾へ

成田から桃園国際空港へと飛び立つ。木曜の深夜便だったこともあってか、人が少なかった。海外のかたが大半。日本に到着した様子の人もちらほらいた。海外から来てくれて楽しそうな姿を見ていると嬉しくなる。
ひさしぶりの海外に緊張してかなり早めに空港に着いた。各種手続きは電子化が進んでいて楽々で、時間にゆとりを持って搭乗。
機内で寝る心づもりだったので、今回ピローネックを新たに購入して乗り込んだ。コロナで行けなかった数年で年とったし…。

4時間ほどで桃園国際空港に到着。
イミグレーションを通過したのち、事前に調べていた空港内の無料シャワーを利用。手荷物受け取りロビー(スーツケースがぐるぐる回っているとこ)の壁際にある。
無料なのにボディソープやドライヤーやらあって、快適に使わせていただいた。空港で夜を越して、そのまま観光に向かうスケジュールだったので、これはめちゃくちゃありがたかった。

空港内で日本円から台湾ドル(NT $)へと両替。ローカルな店で支払う用に、現金を持っておきたかったのだ。
市内だと両替する場所を探すのに苦労するそうなので、使うであろう分よりやや多めに一気に変えた。

その後、台湾観光局が企画しているキャンペーンブースに向かう。

簡単にいうと、海外からの個人旅行客に対して抽選でNT$5000(約2万3000円)あげるよ、というキャンペーン。(事前のキャンペーン登録は必要)
到着が深夜2時ごろなので、やってなかったら翌朝チャレンジかな、と思っていたけど、普通に係の人がいた。そして、こちら見事当たりました。(妻が)
悠遊カードという、日本でいうSuicaみたいなカードにNT$5000チャージされた状態で渡される。

NT$5000入った悠遊カード、レトロでかわいい

電車バスの公共交通機関はもちろん、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、タピオカミルクティーの店などなど、使用用途は幅広い。2025年6月末までキャンペーンやってるので、みなさんも個人で台湾行くなら是非ともやってみてください。
大きな旅の資金を手に入れて、ほくほくしながら空港のソファーで仮眠。

台北市内到着〜雙連朝市

5時ごろから行動開始。MRT(台湾メトロ)の始発で台北市内へ向かう。
ホテルは台北駅から徒歩圏内のこちらにしました。

到着してまずは荷物を預かってもらう。フロントは爽やかなお兄さんが英語で対応してくれた。
身軽になって、てくてく歩いて朝ごはん。目当ての豆漿の店でこの旅初の台湾めし。

永和豆漿

朝ごはんのお店。店名に豆漿と買いてあるけど、台湾の朝ごはんメニューは一通りあった。どのように頼もうかおどおどしていたら、店のおじさんが日本語書かれたメニューを出してくれた。
ここに限らず、かなりのお店で日本語メニューがあった。もし日本語メニューがなくても、英語メニューがあったり、メニューが書かれた紙にチェックをつけて注文する形式だったりするので、中国語が全くわからなくてもなんとかなった。
メニューを指差しここで食べていくことを身振りで伝える。つくるから待ってろ、とおじさんが伝えてくる。
道路脇の簡素な椅子に座り、鍋を振る音をBGMにできあがりを待つ。ついに海外に来たんだ、という実感に浸るとき。

蛋餅と葱抓餅、甘くて冷たい豆乳

食べて終えてもまだまだ朝だったので、MRTに乗って雙連朝市へ。
駅を降り立つとすぐそばに朝市の通りが見える。道の両側に野菜、果物、魚介類、軽食、服などの様々な店が並ぶ。特に場所によるグルーピングがなされているわけでもない。この雑多な感じが海外の市場でよいなあ。
目当ては生のライチと釈迦頭という果物だったのだけど、どちらも見つけられなかった。
代わりに現地の方々が並んでいる屋台を見つけたので食すことに。

大肥媽 現做潤餅

メニューは潔く潤餅1種類のみ。もちもちした生地に野菜、肉、ナッツ類などを包んだもの。甘み、塩味が混ざり合い、ほんのりと香るカレー風味。美味しかった。偶然の出会いに感謝。

奥の鉄板で生地を焼き、手前で具材を包んで巻き上げる
具材の食感がさまざまで楽しい

迪化街で買い物

朝市を満喫し、おみやげを買いに迪化街まで歩く。食べまくるぶん歩いて消費。
午前中に到着したので、開店に向けて準備をしている店が多かった。もちろん観光客はまだ全然いない。街並みの写真を撮りつつ散歩する。

レンガと提灯が続くおしゃれな道
店があるあたりは、このような道が長々と続いてる

石鹸、乾麺、調味料、お茶、コーヒー、漁師網バッグなど、今旅のおみやげの大半はここで購入。おみやげは気が向いたら、別でまとめるかもしれない。
ひとまず北から南へと歩いた順に、ずらっと店を列挙していこうと思う。

Da Chun Soap (大春煉皂)

石鹸のお店。香水も売っていた。早くから開いていたのでふらっと入って、パッケージデザインに惹かれて買ってしまった。その場で各種石鹸のお試しもできる。

高建桶店

漁師網をリサイクルしたナイロン製バッグをたくさん売っている。路面に所狭しと積まれているので店を探さずとも目に入る。歩いた中では、サイズも色もバリエーションが豊富だったので、ここで買うのがよいかと。

曾拌麵文創館

いわゆるインスタント袋麺のメーカー。
帰国してからの楽しみに、インスタントの麺類は買って帰るという絶対的な意志をもっていたので目指して来店。
お店の方が試食用に実際の麺をつくってくれていて、3種類いただいた。
旅の間スーパーも何度か訪れたが、どのメーカーも袋麺は5食セットが標準。ここは1食ずつ違う味や麺を選べて楽しかった。バラまきみやげにも良いと思う。おすすめ。

杜甲A-Ma

香辛料のお店。スーパーなどで売ってるものよりも、高くておしゃれなやつ。ここも事前に目をつけていたところ。
杜甲香麻醬(食べる辣油みたいなもの)を購入。ご飯にまぜたものを試食できた。

唐辛子が連なる看板が映える

迪化半日茶屋

気温は35℃を超え、朝から活動しっぱなしだったので、ここらで休憩をはさむ。
こちらも行きたかったお茶屋さん兼カフェ。茶葉や茶器を売る店舗の奥がカフェになっている。お茶をいただきながらゆっくり涼んだのち、おみやげ用のお茶を店舗で購入。

カップのデザインよき
落ち着いた店内、外の緑がまぶしい

森高砂珈琲館

お茶に続いてコーヒー。カフェ利用ではなくコーヒー豆をおみやげに買いたかったので立ち寄る。台湾各地で採れたコーヒー豆を販売していた。他にもいくつか店舗があるみたい。迷っていたらお店の方が説明してくれたので、苦みしっかりとのブレンドを買ってみた。飲むのが楽しみ。

你好我好

選りすぐられた雑貨やお菓子を1階で、2階ではオリエンタルなデザインを取り入れた服を販売している。日本語の商品紹介があるので、安心して買い物できる。会社へのおみやげはここで買いました。

この頃には両腕に買い物袋をぶら下げる状態になったで、そのまま南下してホテルへ。
チェックインして部屋で少し休憩したのち、永康街に向かう。

永康街でさらに食べて買って

台北駅からMRTに揺られて、東門駅へ。こちらには有名な観光スポットの永康街がある。
迪化街で買い物に没頭してお昼を食べ損ねたので、到着早々、牛肉麺の店へ。

永康牛肉麺

牛肉麺の有名店。17時前到着だったので、まだ混雑がマシだったのか並ぶことなく入店。その後はひっきりなしにお客さんが来ていた。
うまみのあるスープに細くてつるつるした麺。卓上にある高菜や唐辛子ソースで味変しながら楽しめる。一緒に頼んだ水餃子が坦々味のタレに浸かってて最高に美味かった。

見た目に反して味はきつくなく、辛くもない
ピリ辛の坦々タレが最高だった水餃子

一旦お腹を満たして、次に向かうはデザート。牛肉麺を食べる前に見かけた近くの店へ。100mもないくらい。

二吉軒豆漿 Soypresso

こちらでは豆乳ソフトをテイクアウト。味もいくつかある中で、オリジナルを選択。豆乳ソフトクリームに、さらに上から豆乳がかかっていて、さっぱり美味しかった。他にも豆乳ドリンクやお菓子など気になるものばかりだった。

茶色く見えるのが豆乳、ソフトクリームが浸っている

続けておみやげを買うべく、雑貨屋さんへと足を伸ばす。

來好(LAI HAO)

永康街にある有名雑貨店。ちいさくてかわいらしい雑貨、お菓子やお茶などが並んでいる。迪化街で買った石鹸や食べる辣油なども置いてある。他もどれも欲しくなってしまう素敵ラインナップなので、こちらでまとめておみやげを買ってしまうのもよいかも。

天津蔥抓餅

永康牛肉麺〜來好と同じ通りをさらに行くと、行列の絶えない超有名店がある。お腹のキャパは結構きているけども、せっかくなので並ぶ。
メニューは蔥抓餅で、中に入れるもので値段が変わる。台湾バジル+卵をチョイス。ハーブやら香草やら大好きなので。葉っぱ状態の生のバジルが挟まってて美味しかった。

テイクアウト専門、ひたすら焼いている

中山で台湾式居酒屋へ

晩は中山地区に移動して、予約していたこちらの居酒屋へ。予約はGoogleマップ経由で、日本にいるうちにできた。問い合わせも英語だった。

Taiwan Bistro

とても賑わっていて、続々と人が入っていた。ビストロと名はついているけど、肩肘張らずに使えるおしゃれ居酒屋といった感じ。
どの料理も異国を感じる香辛料が効いた味濃いめで、まあ酒が進む進む。お腹の容量に空きがあれば、もっと色々頼みたかった。

ビジュアルも味も最高
オリジナルカクテルもたくさんあった

アルコールも入り、幸せな気持ちで1日目を終了。まとめてみると長い長い1日だった。

2日目へ

異国情緒感じる帰り道

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?