【北海道】冬大嫌い男が北海道旅で必ず着るものを紹介
昨年の1月に釧路を訪れてからすっかり北海道にハマってしまい、この1年で5回も北海道を訪れた。
2022年1月 釧路・鶴居村
2022年2月 網走(流氷撮影)
2022年7月 札幌・留萌・網走・音威子府・稚内・猿払村(JR北海道乗り鉄旅)
2022年12月 帯広・幾寅・富良野
2023年1月 羅臼・野付半島
5回中4回が冬の時期に訪れているが以前の私は寒いのが大嫌いだった。
しかしそんな自分がこれほどまでに北海道にハマってしまっているのは「沢山の魅力が詰まっている冬の北海道を知らずに生きていくのはもったいないのでは?」「キタキツネ可愛すぎるだろ?」と思ったからだ。
「寒いの嫌いなんですよ」というと「北海道行くなら服装どうしてるの?」とほぼ100%聞かれるので、せっかくなので今回は記事として残していきたいと思う。
道民や北海道慣れしている猛者からしたら甘いと思われるかもしれないが、現時点で問題なく北海道の様々な地域をこの服装で旅できている。
一部はまだ改善の余地があるが現段階での私にとっての正解を共有する。
①カリマーのダウンジャケット(ネビスパーカー)
お茶の水のエルブレスで型落ちを半額セールで3万円ほどで購入。
首元が保護できるのとパーカーが付いているのを重視して探した一品である。
-25°の釧路湿原も網走の流氷観光船も野付半島の動物撮影も、全て寒さを感じる事が無く快適に過ごせたのはこのダウンのおかげと言っても過言ではない。東京で着ると暑すぎるくらいだが本気でお勧めしたい。*既に販売終了
②ミレーのフリース(K LIGHTGRID JACKET)
ミレーの「K LIGHTGRID JACKET」フリースをダウンの下に着用している。
首元が長くなっておりジッパーを上げるとかなり暖かく感じるしダウンの前も閉めて使えばネックウォーマーは不要なくらい暖かい。
以前、会津若松に行った際にユニクロのフリースを着て行ったがどうしてもかさばってしまいダウンの前を閉めると圧迫感を感じて息苦しくなってしまったがミレーのフリースは全くそれを感じないのでおススメ。
お茶の水のエルブレスで購入。
③ヒートテック超極暖
フリースの下にはユニクロの超極暖のヒートテックを着ている。
同時に下も超極暖をはいて「全身超極暖男」になっている。
特におススメなのはタートルネックの商品。先述したダウンとフリースのジッパーを上まで上げ、なおかつ超極暖のタートルネックで首元は完全防備している。
超極暖の製品はトレーナーの様に厚手だし建物の中に入って暑くて上着を脱いでも普段着の様に着ていられるので重宝している。
注意して頂きたいのが上記①~③の恰好を東京でしていると暑くて死にそうになるという点。網走に行く際に自宅から羽田までこの格好をしたまま朝の通勤電車に乗ってしまい、羽田に着くころには滝の様に汗をかいてしまった。到着空港のトイレで着替えるのが一番良いと思う。
④ユニクロのエアリズムとノーマルなヒートテック
超極暖の下に着るものはその日の行動によって分けている。
動物撮影などで歩き回るときは汗をかくため超極暖の下が汗まみれになって身体が冷えない様に「エアリズム」を着ている。
一方で鉄道の旅や町中を散策する程度であればノーマルの「ヒートテック」を着ている。
⑤ユニクロのソフトタッチクルーネックT
超極暖では暑いときはこれを重宝している。
ダウン、フリース、通常のヒートテックにこの商品を着れば十分暖かい。
⑥防水パンツ (ミレー ティフォン 50000)
こちらも御茶ノ水のエルブレスで購入。
上半身より足元から寒さを感じやすい人間なので下半身の防寒はかなり気を使った結果探し出した一品。「ミレー ティフォン 50000」は防水だし超極暖と組み合わせるとなかなか暖かい。
しかし先日の野付半島で強風、-10℃、30分間雪の上でキタキツネを撮影するとさすがに寒かったので当たり前だが限界はある。
普通に動き回ったり観光する際には問題なく快適に過ごせるし2月の流氷観光船でもそこまで寒さを感じる事は無かった。
⑦ヒートテックの靴下
足の指先の寒さを回避するために愛用しているヒートテックの靴下。
厚手でかさばるが防寒と「安さ」いう点では重宝している。
もっとしっかり防寒出来る靴下もあるが予算オーバーになってしまうため現段階ではこの製品が私にとってはベストである。
注意しておきたいのは足に汗をかいたり、雪で靴下が濡れると厚手のため渇きにくく防水ブーツを履いているとかなり蒸れて不快感を感じる事がある点。
⑧コロンビアの防寒ブーツ
色々悩んだ結果、お値段と暖かさでこのブーツを購入した。
現時点ではこれで満足してるが雪が深いところに行くとどうしても靴の中が濡れて靴下も濡れて蒸れてしまうので今後は雪の状況で使い分けられる物を買いたいと思う。
⑨エアボーンのスノーグローブ
手袋選びは悩みに悩みまくった。
防寒・防水で風もそこまで通さず、尚且つカメラのシャッターを問題なく切れてカメラボディのタッチパネルも操作できるという我儘すぎる私に答えてくれたのが「エアボーン」である。インナーに薄手の手袋もついており状況によって使い分けが出来るのは便利すぎる。
カメラのシャッターも問題なく切れるし望遠レンズの操作も容易、Canon製品のタッチパネルも操作でき防水・防寒の最高の商品。
これで6000円いかないのでカメラ用の手袋を買うより圧倒的にコスパが良いと思う。
カメラ用の手袋は値段の割に防水じゃなかったり1万円超えの商品でも機能が微妙だったりであまり良くないと感じてしまった。
こちらは新宿のエルブレスのスキー用品コーナーで購入。
➉バラクラバ
先日の野付半島での撮影から導入した「バラクラバ」。
今までニット帽で顔周りを防寒していたが鼻と目元が毎回寒すぎるのでバラクラバで防寒することにし、結果的に猛吹雪の中の撮影でも快適に過ごすことができた。
商品は沢山あるので選択肢は多いがしっかり防寒を出来るのを選ぶことと荷物でかさばらないものがおススメ。
⑪モンベルのスノースパイク
登山で利用しているモンベルのスノースパイクを持って行っている。
スノーシューは高いし荷物もかさばるので持っていない。
スノーシューが必要なほどの雪では意味をなさないが、先日の野付半島でトドワラを見に行った時や釧路でサルルン展望台まで登った時に非常に役に立ったので持っておいても損はないだろう。
*機内には持ち込めないので必ず手荷物で預ける事
⑫サングラス
防寒ではないが雪目にならないためにレイバンのクラブマスターを持て行っている。イスタンブールの免税で購入して9年間、様々な場所を一緒に旅している愛用品。
まとめ
以上が私が冬の北海道を旅する際に用意している服装である。
現段階では極寒の道東や大雪の富良野、暴風雪の羅臼でも比較的問題なく旅を出来ているのである程度は正解なのかなとは思っている。
次回はカメラ機材に関して書いていきたいと思う。
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