【奈良】憧れの奈良ホテル宿泊記
今回は7月に宿泊した奈良ホテルの宿泊記を書いていく。
前回までの内容の通り青春18きっぷで東京〜奈良を移動した。
翌日に大阪での予定があったので宿泊する場所は大阪・京都でも良かったのだが、奈良は中学校の修学旅行で行ったきりで何年も行ってないし「奈良ホテル」に泊まることにした。
宿泊当日、20時過ぎにJR奈良駅に到着し、バスで奈良ホテルまでは10分ほどで到着。
疲れていたので足早にロビーまで向かう。この日はよく晴れていたので月が綺麗だった。
バス停から坂を登っていくと重厚感ある建物が目の前に現れる。暗くて細かいところまでは見えないがその佇まいに感動。
奈良の雰囲気、月が綺麗な夜、歴史を感じる重厚な建物、最高の空気感が伝ってくる。
扉を開けると直ぐにフロントだが、その雰囲気に圧倒される。
フロントの中にある調度品も歴史を感じられる物があり一気にタイムスリップしたようだ。
検温、体調チェック、精算、チェックインを済ませて部屋に行く前にホテル内を散策する。
廊下にはホテルの年表があったり、今まで訪れた著名人の紹介が書いてあったり細かく見ているだけであっという間に時間が過ぎる。
それ位に長くて濃い歴史を持っているホテルだと改めて気付かされる。
ロビー横にはティーラウンジがあって、ここの雰囲気も最高だ。
バーで1杯飲もうかと思ったが連休前で宿泊客も多かったし感染予防のため今回は見送った。次回は絶対に利用したいと思う。
部屋は新館だったので建物を移動してエレベーターで下に降りる。
今回は「スタンダードダブル」の部屋だった。
シンプルだが1人旅にはこれくらいがちょうど良い。雰囲気も良くて最高だ。
ホテルの外に出る元気もなかったので駅前のコンビニで買ったお弁当と少し贅沢にプレモルで夕食を済ませる。朝食を楽しみにベッドに入った。
翌朝は6時に起床。
朝の奈良公園でシカを見ながら1時間ほどランニングをしてから朝食へ。
本館にあるレストランにいくとスタッフが気さくに迎え入れてくれた。
朝日が差し込む窓側の席に案内された。
数々の著名人たちもここで外の景色を楽しみながら朝食が届くのを待っていたのだろうかと思いを馳せる。
席に置いてあるメニューのイラストを見ているだけでワクワクしてくる。
食べる前から「胡麻豆腐と煮物、絶対美味しいじゃん....」と期待が膨らむ。
白米か茶粥を選べたが「奈良ホテル伝統の」という一言に惹かれて迷わずに茶粥にした。
5分ほど外を見ながらぼーっとしていたら朝食が届いた。
見た瞬間に「最高じゃん...」と呟いてしまった。
一見するとシンプルな朝食だが1つ1つの味付けがしっかりしていて、やっぱり胡麻豆腐と煮物は最高に美味しかった。
いつも朝食は早食いしてしまう人間だがこの日に限ってはゆっくり噛み締めながら食べた。ご馳走様でした。
朝食後はチェックアウトの時間までホテル周辺を散策。
到着した時は真っ暗だったが改めて見ると凄いホテルだなというのを実感する。
高台にそびえる重厚感ある建物が奈良の雰囲気にぴったりだ。数々の著名人がこぞって宿泊したのも頷ける。
建物の裏にも行ってみる。
ベンチもあってここで本を読みながらコーヒーでも飲んでまったりしたいななんて思ったり。
本館の2階も素敵な雰囲気。
最後にホテルショップに寄って買い物。
上品な品が沢山あるが中でも目がついたのが「ホテルタググッズ」だ。
昭和時代のデザインが好きでエアラインのグッズは集めていたことがあったが、ホテル館内でタグの歴史が紹介されていて「センスあるデザインだなあ」と思っていたところでタグとステッカーが販売されていたのだ。
これは絶対買わなきゃということで即購入してバックにつけた。
写真は撮り忘れてしまったのでもし興味があれば下記URLから飛んでみてほしい。
【奈良ホテル公式オンラインショップ】
https://rsv.ihonex.com/cgi-bin/shopping/goods_list.cgi?hid=wjrnara&form=jp
昼までに大阪に向かわなくてはいけないので後ろ髪を引かれる思いでホテルを出発。
旅の初日からずっと泊まりたかった奈良ホテルに泊まれて大満足な奈良滞在になった。
雰囲気、食事、立地すべてが良かったので今度はチェックイン開始時間からチェックアウトぎりぎりまでステイしたいなと思った。
あとはバーで美味しいお酒を飲むのも忘れずにしたい。
終
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