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【胃がんサバイバー日記】自分とつながる誰かのために

※病気や死についてのことが書いてあります。
苦手な方はご遠慮ください。

終活ライフケアプランナー

がんが見つかってから半年が過ぎた。たくさんの検査をして、入院.手術をして、無事に退院し、療養を経て仕事復帰、後遺症と付き合いながら、とりあえずサバイバーとなった。

がん発覚初日から、遺書のつもりで始めたこのnote。最近は更新も月一程度にして、体や心の状態の変化を書いている。遺書かどうかは曖昧になってきたが、できる範囲で続けようと思う。

それぞれの部位のいろんなステージのたくさんの種類のがんの方々の話をコミュニティの中で聞いていると、後ろ向きな考えの方が少ない印象という感想が強い。戦うとか負けないなどの発言をよく見かけるが、俺にはその意識はあまりない。最凶の敵なのかもしれないが、そもそもは自分の体の一部だったもの。肯定するつもりはないが、がんにはがんの正義がある。と、はたらく細胞を見て思った。とても泣けた。

治療するにあたって、終活的なことを少しした。大袈裟かもしれないが生きるではなく、生き切る為に。家族への負担を減らしたい、自分の想いを最期に伝えたい、ということから。

それでも、不要だと思って消したアプリは結局、生活に必要だったので入れ直したり(データは復元できず)、売ってしまったバイク🏍も結局新しいカブ(こぐま)🛵になったりしている。借金も資産もないが、自分の大切なものは誰かに引き継いでもらえたらと思うニュースを見たのもきっかけの一つ。

そんな中終活ライフケアプランナーと言う資格を見つけた。約3か月の時間をかけて30,000円程の費用を払い取得できるもの。終活と一言で言っても多種多様なことがある。

自分の為を含め、アルツハイマーが進み出している親の為、障害があるきょうだいの為、他の誰かの為、何かの力になれたらいいなと思い取得することにした。

今までも、自分の自信をつける為や生活の向上になるなら、と免許や資格を取得してきた。が、今回は誰かの役に立てたら考えている。
ちなみに今までに取得したものは
運転免許は普通乗用車運転免許、自動二輪運転免許、小型船舶2級運転免許(ジェット含む)
その他資格は乙4種危険物取扱者、第二種電気工事士、Microsoft Office Expert(Exce)等々。

危険物以外は生活や遊びに役に立ったものばかり、統一性はないがスティーブ・ジョブズの言っていたコネクティング.ドッツのように何がどこでつながるかはわからない。彼がカリグラフィーにのめり込まなかったら今のApple製品は生まれていないのだろう。

資格取得を書こうと思ったのは、体調さえどうにかなれば、仕事が忙しくても確実に3か月(目安なだけで絶対ではない)で取得する!と公言することで自分に枷をつけて、勉強せざるを得ない状況を作る、と言う目的もある。そこでもし誰か一緒に、終活ライフケアプランナーを取ろうと思う稀有な方がいらっしゃったら、一緒に勉強するための場所も期間限定、人数限定で作った。LINEオープンチャットで、「終活ライフケアプランナー」と検索すれば誰でも入れる。あなたも挑戦してみませんか?

SNSの付き合い方

noteでフォローしている方の記事を読んで、全く同感だと思った。(森林レナさん勝手にお勧めしてしまいました!m(_ _)m)

SNSの楽しみ方は人それぞれなのでいいと思うがフォロワー数百人以上の方は記事を読めるのかなと疑問に思う。読みたい人のを探すのが大変なんじゃないのかな?と不思議になる。なので、読まない方はフォローしないでくださいね♪とプロフィールに記載した。否定してるわけではありませんが不快に感じる方がいたらすいません。

少し前に応援していた方のフォローを外した。大変な治療をたくさん頑張って、それでも明るく振る舞うその方は、素晴らしいと今でも思っている。が、フォローを外した。理由は音声がメインになってしまったから。文字ならどうにか読んだりすることができることも音声となると、聞くための可処分時間だけでなく、イヤホンなどの道具や環境も必要になる。見守るだけでもいいのかもしれないが聞いてもない、見てもない記事にスキは押せないし、何より更新してくれても聞けないのがたえられなかった。ごめんなさい。治療に生活に頑張ってるその方をずっと応援しています。

来月は

早いもので術後半年が見えてくる、初めての術後検査だ。(勝手にビビって診察は何度か受けたが...)
胃が原発(発症元)と言われているが、全身のがんがわかるPET検査を受けていないので、まだ何処かにあるんじゃないか?と不安になることもある。モヤモヤした気持ちで過ごすのも嫌なので時間はかかるが、次回検査もしくは診察の時にPET検査を受けられないか聞いてみようと思う。次が見つかったら場所や状態にもよるかもしれないが多分、余命宣告が待っている

3か月過ぎた頃膝裏に大きなあざができていた、白血病じゃないか?と思ったが数日でなくなったので一安心した。友人に見せて絶句される程のものだった。

5年間の経過観察どころか気がついたら別の場所で治療できない状態が見つかる、なんてことにならないようにしたい。

夏休みが終わって

少しの夏休みがあった。それなりに楽しく過ごして、晴れた日には早朝からカブ(こぐま)で慣らし運転を兼ねて走りに行った。帰ってきてからはテレビを見たり、飲んだくれたりで過ごした、いつもなら連休明けは数キロ体重が増えているが、今回は1キロ増で収まった。あんなに食べて飲んだのに?と不思議になる。今年の夏は雨と涼しい記憶しかない夏だったな。お祭りに又行けたらいいな。最期に夏の思い出を一枚。

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