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今も昔も変わらない高架下の二次会

#23

2005年のロッテと虎のトラウマ日本シリーズは
ラグビーみたいな33-4のトータルスコアで撃沈。
応援なら負けないのに応援で負けた気がした。
その迫力はライトの数的有利の虎党を凌駕する。
気合いが入っとるな。あんたらアニマル浜口か。
中学のとき、野球部仲間3人組は甲子園に集い、
当時、神戸の中学生男子は校則で全員丸坊主。
気合いを入れているわけじゃない。
200円の外野小人券を買ってしれっ~と入場。
みんなチビだったのでバレなかった。
U.F.O.よりも肉もキャベツも少ないそばだけの
250円の焼そばを食べてプレーボールを待つのが
チビたちの、ガキなりの、ルーティンだった。
メガホンもジェット風船もない時代。
紙コップの底をくり抜いてメガホン代わりに
新聞やチラシといっしょに親には見せられない
テストの答案を紛れ込ませた紙吹雪を持ち込み、
掛布が、岡田が、真弓が、ラインバックが、
打つたびに歓喜の紙吹雪が夜空に舞った。
巨人戦でライトの淡口がトンネルして同点の後、
佐野のサヨナラヒットで勝った試合。
酔っぱらった隣のおじさんが機嫌よく
「ジュースでも買いや」と小遣いをくれた。
勝利のヒーローインタビューが終わり、
六甲おろしからの43号線高架下の二次会は、
「勝った 勝った また 勝った~
 弱〜い 巨人に また 勝った♪」
スタメン応援歌からの永遠ループ。
『プロ野球ニュース』に間に合うように
勝利の余韻に未練を残し、家路を急いだ。
もう40年以上も昔の話だが高架下の光景は、
昨日も今日も明日も未来も変わらない。

今週の虎党の呟き😓

当時は電車内でも梅田地下街でもループしてた。

虎党からのお願い🙇‍♂️

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