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形而上学 実践哲学の学び Vol.22

第三章 大自然の法則

22.法則

人は社会生活を営む上で、決まり、法則に制御されている。
行動と発言に自由奔放、放逸はありえない。
通常は、法律(人為法)、
世間的な決まり(慣習法)、家庭内、
個人同士の約束事などで縛られるのであるが、
見落とされているのが、
「自然の法則」である。
自然の法とは、人為より高いレベルで
人間を制御している法則だ。
この法則が人間の運命や生命にまでも関与して、
人間だけでなく万有は、大自然の力による、
自然調節制御作用を受けているのである。
この法とは、人として、
「してはならない事」「するべき事」
「しないほうが善い事」「したほうが善い事」など、
またその考え方や心がけである。
それらの積み重ねが、
事業や物事の進展や後退、人間関係、
人の運命の幸運、不運にまで作用するのである。
これら自然法は、法律に規定されている部分も
あれば道理、条理、人の道として一部言い伝えや
教えとして知られているが、
確立はされていない。
それが「形而上の法則」とも言われ、
まだ良く知られていない「道理」である。


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