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【note7周年に寄せて】 私のネット遍歴

noteに登録して9ヶ月、本格的に投稿し始めて7ヶ月がたった。
登録するまで全くその存在を知らなかったnoteだが、家にずっといる私の世界を、かなり広げてくれるものとなっている。
そんなnoteも、もう7周年になるのね。

いつも、素敵な植物のお話や、本の記事をあげてくださっているなつめぐさんの こちらの記事を読んで、私も noteとの出会いに 感謝するとともに、自分のネット遍歴について 書きたくなった。

以下、お時間があれば、お読みいただければ嬉しいです。

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1 最初は ワープロ通信

1992年ころ、私が一番最初に始めたのは、「ワープロ通信」だった。
(まだ 「インターネット」という言葉は知らなかった。)

デスクトップのワープロ(ノート型ではなく、小さめのブラウン管テレビのような形状)に「モデム」と呼ばれる別売りの部品をつけ、電話線をつないでの挑戦。モデムがかける電話の音に続いて聞こえる「ピー ガー」。そして画面にあらわれる文字だけの情報
なつかしい・・・

「ニフティサーブ」(たぶん現在の@nifty)に入会し、いろいろなフォーラム(趣味ごとの掲示板のようなもの)をのぞいたり、チャットに挑戦したりしていた。文学フォーラムの中には、児童文学の部屋があり、ときどき書き込んでもいた。

その後、パソコンを導入。(これで「ワープロ通信」から「パソコン通信」になった。)
当時はまだwindows95の発売前。今のパソコンに比べれば かなり難しいのに、自分でもよくやったと思う。

しかし、チャットに はまりすぎた。このころは、電話もニフティサーブも定額制がない時代。 課金及び電話代が ばく大になり 生活苦におちいってしまった。

しかたなくパソコンをはずし、物置部屋にしまいこみ、いったんネットの世界から遠ざかった。(このパソコン、冷えすぎたためか、しばらくたつと電源が入らなくなっていた。)

2 Windows95でホームページ作りに挑戦

数年後、Windows95のパソコンを購入。以来、パソコンづけの毎日が始まる。ニフティサーブも復活。そしてさらにインターネットというものを利用するようになる。

自分には縁のないものと考えていたホームページだが、児童文学好きの他の方たちの素敵な ホームページを発見するにつれ「自分でも作りたい」と 考えるようになった。

パソコンに入っていたソフト「FrontpageExpress(Windows95に付属していたソフト)」を使って、ホームページ作りに挑戦。

内容は、好きな児童文学のこと。
好きな作家さんの作品一覧、読んだ本の年間best3、日記のようなもの、北海道の児童書専門店 などを のせていた。

無料素材を扱っているホームページから、好きな背景やアイコン、カットなどをいただき、自分のページに使用した。

時には、他のページを参考に、ソフトは使わず、直接タグを書き換えて、背景を変えたり、字が流れるように(確か、「マーキー」と言ったような)したりもした。ちょっとタグを変えるだけで、ぱっとページが変わる。そのたびに「おおおお!」と歓声をあげる私だった。

とにかく、とても時間がかかる作業だったが、楽しくて夢中になって行っていた。

ホームページと、当時加入していた児童文学のメーリングリストを通じて、ネット上で 児童文学が好きな方たちとの交流もできた。
児童文学作家の岡田淳さんの講演会に、大阪クレヨンハウスまで出かけたが、これは、そんな方たちとのオフ会も兼ねていた。

ホームページを始めるのは、とても大変だと考えていたが、いざ始めてみると「始める」ことより「続ける」ことの方が 何倍も難しいということを知った。

2年半くらい更新を続けたが、だんだん頻度が少なくなり、全く更新しなくなった。
そのうち、ホームページを開いていたサーバーが引っ越すことになった。私は何もせず、そのままにしていたので、私のホームページは、自然に消滅してしまったのだ。

その後、仕事上でも趣味でもインターネットは、ばんばん使っていた。ただ、特に自分から何か発信することはせず、SNSにも手を出さず、時はどんどん過ぎていった。

* * *

自然消滅してしまった私のホームページ。
しかしこのページは、自分のパソコンで作って、それをサーバー上にアップロードするものだったので、ネット上は消滅しても、私の今のパソコンにそのまま残っている。

時々見ては、昔の私はとてもがんばっていたなあと感慨にひたったり、またいつか、こんな児童文学のページを作ってみたいなあとぼんやり思ったりすることもあった。

3 そしてnoteへ

自然消滅から、ほぼ20年後の2020年。
こちらの記事にも書いたのだが、退職して「このままでは心身共に衰えるばかり」と危機感を覚えた私。「新しいことに挑戦しよう」と「えいやあ!」と ポプラブッククラブ に加入。

これが、noteの「サークル」という機能を利用したものだということを、加入して初めて知った。

期せずして自分のページが手に入った。
そこで 以前やっていたように、このnoteに自分の好きな児童文学のことについて書いてみようと思ったのだった。

とはいえ、20年前とは社会情勢もかなり変化している。私なんぞが文章を書いてもいいのだろうか? 読んでくれる人はいるのだろうか? などと ものすごく、どきどき して始めたnote。
 
それでも、noteにアップされているたくさんの素敵な文章に触れる面白さ、新しい本を知る楽しさ、そして、寄せられたスキ、コメント、フォローにとても力をいただき、何とか7ヶ月続けることができている。

これからも 決して無理をせず、ぼちぼちと、ゆるゆると 好きな本のことなどを書いていきたいと思っている。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
また、ご訪問くだされば、幸いです。

(なにぶん、20年以上も前のことなので、記憶違い、勘違いがたぶんあると思います。ご容赦を)






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読んでいただき ありがとうございました。