見出し画像

読書の 広がり~芋づる式!読書マップ

「芋づる式!読書MAP」(岩波書店)というものが、手に入った。
2019年の「岩波新書フェア」のようだ。

岩波新書を起点として 「次の一冊」を ご提案いたします。読書MAPを 道案内役に 芋づる式につながる、ひろがる知識の世界に いざ!

という、心ひかれる文章。「次の一冊」は、岩波書店だけでなく別の出版社の本も多い。
 一つのマス(?)が、よく見ると サツマイモの形 ? かわいい。

 岩波新書は、大学の課題以来 読んでいないのではないかと思う。
 だが、このMAPを見ると、「この おいもちゃん(笑)のあたりが、おもしろそう。ちょっと読んでみようかなあ」という気になる。

* * * 

 児童文学にはまっていた20年前、 
「読めば読むほど、読みたい本が増えていく」
を、実感していた。

 1冊読むと、そのシリーズの本を読みたくなる。その作家さんの他の本も読みたくなる。
(ああ、これも「芋づる」だったのかも。)

 1冊読むスピードよりも 借りてきたり、買ったりするスピードが早い。(いわゆる「積ん読本」が増えていく原因)

 本屋や図書館で、「これだ!」と決めた本に手を伸ばした瞬間、すでに「目」は他の本を見つくろっている。

などという、たぶん「本好き あるある」の状態であった。

* * *

 そうやって、児童文学ばかり読んできた私だが、ここ2年ほど、一般書を読む割合が増えてきた。
 その増えてきた道筋も なかなか「芋づる」っぽい。

まず「芋A」コース

 最初はTVドラマ「居酒屋ぼったくり」。おもしろかったので、原作本を読んだ。
 そこで「食べ物」が出てくるお話の面白さを知り、「食べ物」が出てくる本に手を伸ばす。

「風のベーコンサンド」 
柴田よしき 
「ふたたびの虹」 柴田よしき 
「マカンマラン - 二十三時の夜食カフェ」 古内一絵 
「ランチのアッコちゃん」 柚木麻子 
「食堂メッシタ」 山口恵以子
「和菓子のアン」 坂木司
    などなど・・・・

次は「芋B」コース

 私の大好きな「図書館」「書店」「古書店」など「本のあるところ」が舞台の本。

 まず、大崎梢さんの「本バスめぐりん」から入った。
そして成風堂シリーズへ
「配達あかずきん」 大崎梢
 
さらに井辻くんシリーズへ
「平台はおまちかね」 大崎梢

「大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー」
 を読み、坂木司さん 宮下奈都さんを今度読んでみようと思う。

「ビブリア古書堂の事件手帖」 三上延 
これはTVドラマもみていたのでいつか読もうと思っていた。

「図書室のキリギリス」 竹内真 
「レジまでの推理」 似鳥鶏 
「桜風堂物語」 村山早紀  
「書店ガール」 碧野圭 
「れんげ野原のまんなかで」 森谷明子
などなど・・・・ 


 それぞれ、続編を読み、そしてその作者の別な作品を読み、amazonで表示される「関連本」を読み・・・と、どんどん読む範囲が広がっていった。
 図書館に行って、「一般書の棚」の前にいる時間も増えた。

* * *

今回、この記事を書くために、岩波新書のTwitterをよく見てみると、ハッシュタグ「#芋づる式読書MAP」で いろいろな人のMAPを募集していたのに気がついた。

 どれどれ・・・・と、検索してみると、面白い。
 原板の白紙のもの(pdf) に、手書きで記入したり、書影をはりつけたりして作っている。
 私もやってみたくなった。

* * *

 そういえば、ジャガイモの栽培・収穫は何度も経験があるが、サツマイモの栽培・収穫の経験はない。
 私の サツマイモの収穫のイメージは、やっぱりこれ!

「おおきな おおきな おいも」  いもらす1号!


読んでいただき ありがとうございました。