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轍をつくり,整える

今年の抱負。
『轍をつくり,整える』

公立高校で7年,私立高校で2年,専任教諭として働いて分かったこと。それは,「人を育てる」という意味では公立と私立の間に大きな違いはないということ。

しいて違いをあげるならば,環境(not only インフラ)を整えるという観点では,私立学校は轍を作ることに,公立学校は轍を整えることに主眼が置かれている場合が多いように感じる。

2021年は,また違った立場である,企業(第三者)として教育現場に関わることも増えた。教育に携わる企業は,第三者として,轍を作る・整えることのサポートをする存在だと考えている。違った立場で「学校」というものを俯瞰して眺めてみると気付くことが多かった。

2022年は現場の声を推進力にして,轍を作り,整えていくということをしていきたい。
「社会の変化」や「時代の要請」という言葉もあるが,「どのように育ってほしいのか」というビジョンは,道端に落ちていたり,誰かから授けられたりはしない。いつだってそれは現場から生まれる。
どんなところに進んでいくか,どんな風に轍を作るか,どんな風に整えるか,一緒にじっくり考えながら取り組みたい。

キーワードは「調和と対話」

GIGAスクール構想や大学入試のアップデートなどがあるが,流行は流行として捉えて,常に本質を自身で問いながら,現場できこえる声に真摯に耳を澄ましていきたい。

(ハートの石を見つけた人には何かいいことあるかも)



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