見出し画像

「夢を売る男」百田尚樹氏(読書感想文)(*ネタばれ注意)

「夢を売る男」と言う本、
つらかった(笑)。

2020年1月に読んでいる。

自費出版に関する本なのだけど、
私が勧められた手口、
私の心理状況が
そのまま描かれている。

しかも、
小説が書きたいなどと
いう人種の自尊心の滑稽さが
イタイ。

それを利用した業者に
まんまとハマって
倒産するから自分の出版本を買え、
と言われて
何十冊か買ったのも同じ。

それって、自分で
お金払って作った本を
自分でお金は払って
買ってるんだよな。

業者的には二重のもうけで、
自費出版したがる人間は
夢を買ってるわけだから、
全然OK、
自分たち、慈善団体、
みたいなのも、
イタイ。
 
このタイミングでこの本を
読ませた神様、
私が物書きになりたいと
叫んでいるのを
滑稽だと思って笑って
いるんだろうな。
 
しかし、アッパレ、百田氏、
ドキュメンタリー小説としては
本当に凄い!

フィクションとしても
かなり面白い。

イタイ経験を活かして
こういう小説を書けば
いいんだよなー。。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?