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「女信長」佐藤賢一氏(読書感想文)(*ネタばれ注意)

会社の同僚に勧められて
読んだ一冊。

ドラマでは、女信長を
天海祐希さんが演じてた。
天海さん以外ムリだろう。

前半、ほとんどようわからんかった。
日本史、大嫌いだし。

でも、後半くらいから、
明智光秀がでてきて、
ぐいぐいひっぱられて、
面白かった。

信長(=御長の方・ごちょうのかた・女)は、
結構いろんな武将(浅井長政とか)と寝てる。
御長の方としても、
信長としても。

だいたい、
日本史で反逆者としてしか
扱われてこなかった
明智光秀にこんなに
スポットライト当てちゃって。

信長・秀吉・家康の時代はすべて、
光秀が作った、と。

そして、最後に何もかも捨てて、
女に戻りたいという
信長を本能寺で討ったふりをして、
光秀、御長とも、家康の元に逃げて、
出家してたなんて。
(信長・光秀の遺体は見つからなかった)

それに、御長の女心が、イタくって。
信長だってあんなに崩れていくんだから、
私なんて、当然でしょ。

「長政は待っても来ず、光秀は来た」

光秀、いい男。

名言
① 光秀は、御長ではなく、織田信長を愛していた。
② 御長のセリフ「知らずに私は安土に
        男根(安土城)を築いていた」P442


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