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「海辺のカフカ」村上春樹さん(読書感想文)(*ネタばれ注

大昔にヒットしていたけど
ずっと読んでいなかった。

主人公、田村カフカが高松の図書館で
過ごすことになる。

カラスの少年?曰く
「世界で一番タフな15才」

そこにいる大島さん(女性だった!
昔は男性)や、佐伯さんという
図書館長の過去。
佐伯さんが、昔一度だけ出した
レコードが「海辺のカフカ」。

そして別枠で進む、ナカタさんの話。
戦時中のUFO?による子供の集団催眠で
ナカタさんだけおかしくなって
猫としゃべれるようになる。

「石」を探していたナカタさん、
途中で、突如「旅」の目的がわかり、
「石を閉じて」そのまま死んじゃう。

そして、石が閉じている間に
佐伯さんも死ぬ。

ちなみに、カフカはチェコ語で
「カラス」の意味だそうで。

カフカもその変な世界に入り込むの
だけど、死んだ佐伯さんに説得されて
この世に戻る。
その直後、石が閉まる。

私のお気に入りは、ナカタさんと
ホシノ青年、大島さん。

かなり不思議度の高い難解な
小説だったけど、好きな世界だった。


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