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休職の始まり

1月末から有給休暇を使って休んでいたのですが、2月から本格的に休職となりました。

先生と相談し、初めは様子見も兼ねて2週間休職することに。

正直短いと思いましたが、初めてのことで勝手が分かりませんでしたし、延長も可能とのことでしたので、期間についてはそれほど心配していませんでした。


それに、職場から離れれば調子は戻ると言われていた私は、少し安心していました。

「これでまた健康になるんだ」と思ったからです。


でもそんなに単純ではありませんでした。

そこからは現在に至るまでずっと休職を延長しています。


休職期間満了が近づくと、今でも「また職場に戻らないといけないんだ」と、これまでの記憶がいつも以上に鮮明に浮かんできてしまうのです。

自分に刻み込まれた記憶までなくなった訳ではありません

未だに食欲もなかなか戻りませんし、睡眠だって元には戻りません。睡眠薬を飲んでも眠れず、ベッドから起き上がれないことも多いです。運動も推奨されていますが、そもそも家から出ることがほとんどありません。

家から出るのは2週間に一度の通院日くらいで、それ以外はあまり出かけません。

側から見たら怠けた生活かも知れませんが、何とかしたいと言う気持ちは強く持っていますし、このままではいけないと言うことは重々承知です。

このnoteを書くようになったのも、何か習慣にしたほうがいいと思ったからです。もちろん他にも理由はありますが。


むしろ最近は意識して休んでいます

休職が始まった当初は「休んでしまうなんてなんて弱いんだ」とか「逃げちゃったな」と思うことが多かったです。

今でもふとそう思うことはありますが、今後しっかりと生きていくために必要な休みだと思うようにしています。

あの時休んだから不調が今の程度で済んでいるだけで、無理して再開してもぶり返したり、最悪悪化させてしまうと思っているので。


あとはとにかく無理しない事を意識しています。

noteだってそうですが、今日は気分じゃないと思ったら書きません。

部屋の掃除だって気が向かなければやりません。


ですが反対に、やってみようかなと思ったことはできるだけやるようにしています。

別に続かなくても何とも思いません。大きな事でなくても、あの本読んでみようかなとか、この勉強してみようかなとか。家にあったナンプレやってみようかなとか。

こうやって興味の湧いたことから、少しずつクリアすることで、ゆくゆくは仕事に復帰することもできると思っています。

こうやって何かに集中していると、これまでの記憶がフラッシュバックすることも減ってきたように思います。それに頭を使うといくらか眠りやすくなるでしょうし。これはあまり実感できていませんが。


休職するまでは「休職したら最後」みたいな思いが少なからずありましたが、最近は全くそう思いません。

休むことは悪いことじゃないと、Twitterでもフォロワーさんに何度も言われましたが、本当にその通りだなと。


自分の健康なくして仕事も何もないと思います。


自分がやらないと仕事終わらないんだろうなとか思っていましたが、むしろ自分で線引きして少しでも早めに休めたのは大きかったと思います。

これもTwitterのおかげです。適応障害になってアカウントを作成したことで多くの人と繋がり、情報を得ることができ、判断の材料にすることができました。


少し話がそれましたが、自分が休職して言えるのは、「無理だと思ったら休むこと」だと思います。

無理をしても良いことは少ないと思います。

もちろん我慢して続けていれば状況が変わることもあると思いますが、考えた結果好転する兆しがないなら、いったん休むのは悪いことでは無いと思いました。

むしろ、これまでのことや将来のことを考える良い機会になるかも知れません。


私はまだ寛解していませんし、症状が少し落ち着いてきたくらいですが、これからちゃんと治療をして、付き合っていこうと思っています。そして寛解して欲しいと思います。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

ひろ

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