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国内MBAを終えての振り返り

私は2024年3月に立教大学大学院のビジネスデザイン研究科を修了しました(MBA)。振り返りの投稿をしようと思っていましたが、あっという間に月日が経ち、現在2024年7月も終わりに近づいてきてしまいました。今日はなぜかモヤモヤして寝れないので、ようやく重い腰を上げ、大学院での生活の振り返りを夜な夜な始めようと思います。



国内MBAを目指したきっかけ

上の記事は、私が国内MBAを目指したきっかけを書いた記事です。
簡単に要約すると、「新規事業を軌道に乗せて、私自身の実績を作りたいから」です。今読むと恥ずかしさでいっぱいですが、在学中に転職をしてしまい、目指したきっかけは、遥か彼方に消えてしまいました、、、。
ただ何故転職をしたのかというと、ポジティブな影響で、もう一度新規事業を立ち上げてみたいと思ったからです。大学院に通わなければ転職はしていなかったように思います。

苦しくも圧倒的に充実した社会人大学院生活

入学してみると、普通の大学院生とは違い、平日の仕事後の夜と休日に大学院に通うので、最初は慣れない部分もありました。更に授業に加え課題もあるので、平日に睡眠時間を削るか、日曜日に課題をするしかありません。私は独り身なので、日曜日に課題と格闘していましたが、家族がいる方は、睡眠時間を削って平日の夜にしているようでした。
大変な話からお伝えしてしまいましたが、振り返ってみるととても楽しい大学院生活でした。特に国籍、年齢、職種等、ダイバーシティあふれるメンバーと損得関係のない同級生という関係で真面目にビジネスケースに取り組んだり、飲みながらたわいもない話をしたりと、私にとってはかけがえのない時間になりました。修了した今でも、飲みに行ったり、勉強会を定期的に参加させてもらったりと、大変ありがたい縁にも恵まれています。

キャリアと向き合った2年間

恥ずかしながら、私はこれまで自分のキャリアについて、考えた事がありませんでした。携わった新規事業を何とかしたい等、今ある事に全力で向き合っていたものの、将来、自分がどうしたいか?どうしていきたいか?はあまり考えていませんでした。そんな私がキャリアを考えるきっかけになったのは、同級生が様々なキャリアを歩んでいたり、同級生や先生との会話を通じて、私の視野が広がり、たくさんの選択肢からデザインしていく必要性に気づかされたからです。ただ必要性には気づいたものの、私のビジョンは不明確と言わざる負えません。考え続け(転職もその一つ)修了した今も正直、まだ迷いがあります。これからも定期的に考え続けようと思います。

修了研究で見つかる私の課題「課題意識」

立教大学のMBAの修了研究は、ビジネスプランと研究を選べるのですが、私は後のステップである博士課程後期の道を考えていたため、研究を選びました。特に苦労したのは、テーマ選びです。私の研究テーマは新規事業についてすると決めていたのですが、実際研究テーマを考える際には、新規事業という枠では広すぎる事に気づかされました。新規事業は、組織、イノベーション、財務会計、戦略、マーケティング等、どの領域でも研究されており、新規事業を研究したいと言っても、「新規事業の何を研究するの?」とゼミの先生に言われて、そこからのアイデアはあまり出てきませんでした。
一方で、周りを見ていると、テーマ選びで苦労している人もいましたが、私ほど苦労していない印象でした。
周りと私が何が違うのだろうと思っていたのですが、まわりの同級生は、これまでのキャリア経験や仕事で感じている課題意識を研究テーマとしており、私は課題意識を持って仕事に取り組めていないのではないか?と気づかされました。


あなたの課題意識は何ですか?


私は未だにこの問いにはすぐ答えられませんが、いつかすぐに答えられるように日々自分事化して仕事に取り組もうと思います。

国内MBAを終えて


修了式での一枚

経営学を2年間学んでみて、仕事で最大限に活かせているのか?と言われるとすぐに最大限活かしていますというのは、正直今は言えないです。一方で、お金は掛かりましたが、立教大学のMBAに入学してよかった!と思います。それは、経営学をジェネラルに学び、ダイバーシティあふれる同級生や先生方に刺激をされマインドは大きく変化したと自負しています。更にこれからも定期的に会えそうな友人(勝手に思っているだけではないと信じたい、、)を得ました。
締めにはなりますが、私が入学時に思い描いていたよりも、大きく充実した2年間になり、入学を決めたあの日の私を褒めたいと思います。
まだまだ未熟な私ではありますが、たくさんの事にこれからもチャレンジしていきたいです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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