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必ず自分で確かめる。(菜根譚)
こんばんは📚
400年前の比較的新しい古典である『菜根譚』より、処世術として役立つ言葉をご紹介。
悪を聞きては就ち悪む可からず。
恐らくは 纔夫の怒りを漏らすを為さん。
善を聞いては、急には親しむ可からず。
恐らくは奸人の身を進むるを引かん。
(意味)
人の悪い噂を聞いても、すぐに「悪人」と決めてかかってはいけない。
人を陥れる者が意図的に誘導しているかもしれない。
人の良い評判を聞いても、すぐに信用をおいてはならない。
ひねくれた人が自分を売り込むために流した噂かもしれない。
ここでは、人を見るときに、其の良し悪しは自分で判断しなさい、ということです。
確かに、情報を伝達してくれる人やメディアの悪意の有無に関わらず、評判というのは様々なフィルターを通過して自分の元に到達します。
フィルターならまだしも、偏光板や、はたまた鏡のように、情報が捻じ曲がったりあべこべになったりして伝わることもあるもんです。
オールドメディアによる偏向報道や、ネットの偏った見方など、現代は洗脳を受けやすい時代と言えます。
自分の意見だ、と思っていても、実は何かの媒体からの刷り込みであったりします。
よくよく注意して、「自分の頭で考える」を習慣化したいものです。
ではまた!
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