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楽しみもほどほどにね。(菜根譚)

こんばんは📚

しばらく投稿の間が空いていました💦
受験勉強のため、当面、投稿の頻度は週1程度を予定しています。

さて、気を取り直し、本日は『菜根譚』の言葉をご紹介します。

爽口そうこうの味は、皆、欄腸腐骨らんちょうふこつの薬なるも、
五分なれば便すなわわざわい無し。
快心の事は、ことごとく、敗身喪徳のなかだちなり。
五分ならば便ち悔いなし。

菜根譚

(意味)

美味しい食べ物は全て、腸を痛めて骨を弱めるものだ。
腹半分にしなければ体調を崩す原因となる。
楽しいことは何でも、身を傷つけて徳を失う原因となる。
ほどほどにすることだ。

(解説)

 これは、とても身近な話題であり、人生を通して倣うべき模範を示している言葉でもあります。

 人の快楽の代表格、「食」については大いにうなづけます。

 美味しいものとは、実に魅力的ですが、摂りすぎるとコレステロール値が、、γ-GTPが、、などと、中年男性の私は気になるところです。

 摂取する価値の高いものは、美味しく感じるように本能的にプログラムされているのだと思われます。

 しかし、現代は狩猟時代とは違います。本能に赴くままの食生活は生命にむしろ有害です。

 さて、「食」は一つの例でしたが、それは人生においてあらゆる「快楽」にも言えることです。ほどほどに。。更に、仕事やゲームなどの行為も、長時間の継続は体に毒です。ほどほどに。。

 東洋思想には「中庸」という言葉があります。あらゆることにおいて、偏りは良く無いことだよ、バランス感覚大事だよ、ということです。

 長い人生、仕事に集中する時期もあって然るべきですが息抜きながら頑張る、バランスを保つことが、結果的に長続きするコツなのかもしれません。


ではまた!

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