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鬱とは不幸は倍に、幸せが半分になる病気

私は元々多少の闇は持ってても基本はポジティブ人間。
人前では元気にニコニコしているタイプです。

薬の力で鬱になった

そんな私ですが数年前体を壊しまして・・・その結果、投薬が必要になったのです。医者からは事前に副作用で鬱になる可能性があると言われていました。

治す為にも投薬が必要だったのですが正直な所、自分が鬱になんてなるとは思ってなかったし、不謹慎にもなったらなったで「それも経験してみたい」とさえ興味心で思っていました。

ところがどっこい、投薬を始めてみたらまずは肌に謎のデキモノが・・・(これも事前に聞いていましたが)そしてそれが治りかけたらお腹を壊し・・・そしていよいよいつもの毎日がどんどん漠然と苦しくなって来るのです。

結果、調子が悪い時はまさに死にたい、とさえ思っていました。
死ぬ方法とかも沢山考えました。

客観的かつ冷静に見えるうつ症状

多分普通のうつ症状の人って、そうなる準備なんてしていないので気がついたら、なってる感じだと思います。

でも私は事前に知っていたしそうなる前提で心の準備はしていたのでとても冷静に体調や精神状態を以前と比較していました。だからこそ見えてる物があると思います。

鬱を一番簡単に説明する

うつとは一番簡単に言うと
「不幸は倍に、幸せが半分になる病気」
だと私は思っています。

今まで食べ物を食べたら美味しい、とセットで付いてくる幸福感、それが半分しか感じ取れなくなり「美味しい!」が味覚も鈍くなって「美味しい気がするなぁ・・・」ぐらいになっちゃいます。

朝起きる時も「仕事嫌だなぁ・・・」が全然体も付いてこなくて「行かなきゃと分かっててもまじで無理です、行けないです」になっちゃいます。

だから鬱になると仕事に行けなくなっちゃうんだと思っています。

薬のせいだから終わったら治った

人によっては重度のうつだった場合このまま投薬を終えても治らない人もいるそうです。ただ私の場合は投薬を終えてしばらくしたら症状も改善し気がつけば無くなっていました。

だから治し方とかは多分きちんと説明出来ないと思いますので控えます。

鬱は心の病気じゃなくて脳の病気だと言い切れる

自分が経験したからこそ上記の事が言えます。

薬の力で鬱になるって事は鬱は心の病気ではないのです。
精神が病んでのではなく、精神が不健康な結果、脳が幸せを感じられなくなるのです。(私の場合は薬によってですが)

だから今もまだ「鬱は心が弱いからだ!」とか言っちゃう人がいますが・・

確かに心の弱さの結果でなったものかもしれません。
でもだからといってその言葉は弱った人に更に追い打ちをかける言葉です。

体の調子が悪い時は無理できませんよね?それは心だって同じなんです。

仕事が忙しすぎて、何かの事を考えすぎて、頭も心も満身創痍になってしまった結果、パンクしちゃったのです。

だからこそそんな人にかける言葉は、熱が出た人に氷まくらを用意して冷やしてあげるのと同じように、心や頭に沢山乗ってパンパンになった物を少しでも取り除く手伝いをしてあげる事だと私は学びました。


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