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『 青春の夢に忠実であれ 』 浅野佑介 #3人目 🇰🇭

「29日にカンボジアに行くので、是非お話をお伺いしたくご連絡させて頂きました」

初めてHPの問合せから連絡をした。
今見返すと恥ずかしくなるような企画書をお送りして...

「動画については検討させて下さい」との返信だったから、実際にカンボジアでお会いして、プロジェクトの背景を説明したら、私の想いに共感してくれて、快く引き受けてくれた。

あの瞬間が、本当に嬉しかった。

浅野佑介さんのプロフィール

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浅野 佑介(Yusuke Asano)
Sui Joh 代表
学生時代にバックパッカーの旅、大学卒業後はオーストラリアでのワーホリを経験。
帰国後、出版会社、IT会社と勤務するも、脳内出血で生死を彷徨い、人生の意味を再考。
バックパッカーの旅で訪れたカンボジアの笑顔の多さ、心の純粋さに心が救われた経験を思い出し、カンボジアの大学院に進学を決意。
そして、ふとした出会いと想いにより大学院在籍中にアパレル会社を起業。
「カンボジアから世界に通じるブランドを」を理念に、ローカルテイラーと共に一品物を生産。


印象的だった3つのメッセージ

●ライフチャート 

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①「自分の人生を考え直した。もしこのまま死んだ時に、自分が何かやり遂げれたことはあるのかな、と」

脳動静脈奇形という先天的な脳疾患であり、手術を行い成功するが、その後脳内出血で生死を彷徨っていた時に感じたこと。

当時のサラリーマン時代は居心地が良かった、毎日お金が振り込まれてくるし、好きなもの買えるし、将来的には結婚もして、子どもも出来て、マイホームも買って、このままの人生で良い、と思っていた時の出来事だったそう。

「日本にいたら何も出来ないなと、自分より優秀な人なんていくらでもいる。他の人がやらないようなことをやらないと、自分が生きてきた意味を残せない」

そんな時に、学生時代にバックパッカーの旅で訪れたカンボジアを思い出す。
貧しくネガティブなイメージしかなかった国だったが、カンボジア人のみんなが、明るく笑いながら、見知らぬ旅行者に対しても優しく接してくれた。金銭的には貧しいかもしれないが、心は日本よりも豊かだと思った。
もう一度、そこに行きたい。そこで自分の存在意義を考えたいと思った。

その後、カンボジアの大学院入学を決意する。

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②「自国にプライドを持てないというのは勿体ないと思った」

Made in Cambodia =質が悪い、というの考えが外国人だけではなく、カンボジア人もあった、そういう場面を何回も目の当たりにした時に感じたこと。

日本から持ってきていたお気に入りのシャツが黄ばんでしまっていて着れなくなったのを機に、地元テーラーでシャツを作ってもらった。
そのシャツが非常にクオリティが高かった。

当時、チャイナプラスワンというのが叫ばれていた時代で縫製業の方々が多く視察に来ており、その方達との偶然の出会い。
その出会いから、縫製を教えてもらえることになった。

このような出来事が重なり、そして、カンボジアの人たちにも、良いモノを作れるということを知って欲しいという思いから、『 SuiJoh 』がスタートしたそうです。

※チャイナプラスワンとは
主に製造業において、製造拠点を中国のみに構えるなどの集中投資によるリスクを回避するため、中国以外に拠点を持ち投資を行うという経営戦略。

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③「街中を見渡したら、1人ぐらいは "Sui Joh" を持っている人がいる状況にしたい」

中長期の目標をお伺いした時の回答。

カンボジア国内のハンドメイドブランドといえば "Sui Joh" という存在に
なりたい。
そしてカンボジアのマーケットを獲りたい。
1ヶ月仕事を頑張ったご褒美に、 "Sui Joh" のカバンやシャツを買おう。
そういう状況になれた嬉しいです。

と、熱い想いを語っていただきました。

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私の感想

浅野さんの座右の銘は2つ

『 青春に忠実であれ 』
『 Happiness only real when it is shared 』

” 歳をとるごとに、みんな言い訳が上手くなる。
若い時の夢を、周りの状況のせいにして諦めることが多い。
でも、まずはやってみれば良いじゃん!自分は28歳で仕事を辞めて、カンボジアに来た、そういう人生があっても良いのかなと "
" 幸せって誰かと共有が出来てこそ、本当の幸せになる。
だから今一緒に働いているメンバーに幸せを共有していけるような存在になりたい "

浅野さんは自分は「運が良いだけ」と仰っていましたが、上の座右の銘にあるように、やってみたいと思ったことを忠実に行動に移していたこと、何かを成し遂げたいという強い想いがあったからこそ、今の浅野さんがいる、と感じることが出来ました。

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