見出し画像

外にいるからこそ感じれる日本がある。

ここのホテルはインド人の宿泊者が多い気がする。
話をしているとみんなここポンディシェリーに来るのは初めてみたいだ。
ニューデリーからバンガロールから。
3人中3人のインド人がアメリカの企業で仕事をしたり、アメリカの案件をもらってたりと、みんなフルリモートで仕事をしていて、時差の関係でとても遅くまで仕事をしていた。

みんなとの対話のきっかけをつくってくれたのは「アニメ」だ。
コモンスペースで仕事をしていると、インド人の女性が入ってきてNetflixをつけ、何かを観ようとしていて「おっ?何を観るのかなと」チラ見しながら気にしながら仕事をしていた(集中力しろ笑)
流れたのは「ナルト」だった。

そして、その後入ってきたもう1人のインド人の男性が「おーーナルト!日本語わかるの?」「分からないけど、ナルトが大好きなんだ!」と対話が始まった。
僕もそれに続き「ナルト!!」と反応すると、2人が「Are you Japanese ??」とびっくり嬉しそうな表情で反応してくれた。
そこから日本の話で盛り上がり、一緒にランチに行くことになった。

南インド料理のドサ。インド流クレープみたいものだ
とても美味しかった

彼女は手首にカカシの刺青をいれるほどナルトが好きみたいだ。

そしてもう1人の彼は、「ありがとうございます、お名前はなんですか?」とキレイな日本語を話してくれた。今はひらがな、カタカナを勉強していて、勉強している日本語の本や、語学学習アプリ " Duolingo " を見せてくれた。

そういえばチェックインの時にパスポートを出した時に、レセプションの人に「Wow!あなたはこのパスポートを持てて、とてもラッキーボーイだね!」と満面の笑みで言ってくれて、日本、インドのパスポートのことで盛り上がったのを思い出した。
そう、日本のパスポートは本当に最強なのだ。パッと思い立ってすぐに行きたい国に行けることがどれだけ幸せなことか身に沁みて感じた。
※2023年で6年連続世界一のパスポートに

そして今回の旅で経験として多かったのが、南インドに初めてきたインド人たちとどこかに行くということ。
当たり前だけど、みんな初めてだからみんな分からない、みんなで色々調べて対話しながら決める。
規模感は違えど、北海道から名古屋から、沖縄に初めて来ましたという日本人と、外国人が一緒にどこかに出かけるということか。
あー、当たり前にありえる話だなと、不思議な感覚に陥っていた自分との対話がここで終了した。

しかし大きく違ったのが言語だ。
方言とかではなく、憲法で認められている言語が22もあるみたいだ。
だからこっちで出会ったインド人同志も基本英語で対話をしている。
これは外国人からしたら嬉しいことだ。
さっきの沖縄の話に戻した時に、日本人同士も英語で話すことは少ないだろう、そこに外国人がいたとしてもだ。

ここのホテルは、去年の7月ぐらいにできたばかりで、日本人ゲストも初めてだったらしい。そんなところでナルト好きの彼女がNetflixをつけ、そこに日本語を勉強している彼、僕がそこにいたことは、とても凄いことだ。
彼らはまだ日本に来たことがないみたいだ。
タクシー代やご飯代は全て彼らが支払ってくれた。
日本に来た時は、今度は僕が色々美味しいものを食べに連れてってあげるねと約束をした。

Japanありがとう🇯🇵ナマステ🇮🇳

-----------------------------------
2023/01/18 20:51  ホテルOstel. in にて

ps.
その後、北インドのリシュケシュのヨガスタジオで出会ったイギリス人の2人(それぞれ一人旅)。
1人は、3月から3週間弱日本を旅をする予定で、もう1人はロンドンのソニーで10年働いていて、これまた日本の話で盛り上がった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?