中小企業診断士 平澤龍一

SDGsで中小企業の強みづくりを支援する中小企業診断士/食品製造会社(担当部門の売上3…

中小企業診断士 平澤龍一

SDGsで中小企業の強みづくりを支援する中小企業診断士/食品製造会社(担当部門の売上3倍)→飲食店→貿易会社→ハローワーク→独立/ゼロから東南アジア3か国に販路開拓/ https://hiraichi-consulting.com/

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SDGsを使って攻めないと意味ないですよ

~SDGsが問いかける経営の未来(日本経済新聞社出版)要約②~  CSV は ハー バード 大学 の マイケル E. ポーター 教授 ら が 中心 と なっ て 提唱 する、「 経済価値(利益)を創造しながら社会的ニーズに対応することで社会価値をも創造(社会問題の解決)する」という、企業価値創造の新たなアプローチである。  これまでも企業は、CSR(企業の社会的責任)という形で社会に対して貢献をしてきた。寄付や社会貢献を通じて、自社イメージの向上をはかるこれまでのCSRは

    • 企業が社会問題を解決するのは偽善じゃない

      ~SDGsが問いかける経営の未来(日本経済新聞社出版)要約①~  投資家・大企業を中心にして「サステイナブル経営」が声高に叫ばれるようになった理由を端的に示したものが「社会課題ブーメラン」である。  この構図が腹落ちした投資家・大企業は、自社の長期的な事業継続には社会課題の解決が欠かせないとの認識を示している。 【ビジネスの目的】  多くの大企業は3~5年の中期計画を策定し、その計画の中での利益の最大化を目的として事業活動を行う。  上場企業に至っては、4半期ごとの決算情

      • 中小企業はSDGsに取り組む必要あるのか?

         ここ最近、「SDGs」という言葉をよく耳にします。グーグルトレンドを見ると、徐々に増えていますが2021年に大きく伸びています。  2015年8月に国連は、SDGs(持続可能な開発目標)を採択し、2030年までの17の目標と169項目の達成基準を定めました。  2001年にまとめられた貧困の撲滅や平和を目的としたMDGs(ミレニアム開発目標)を後継する目標となっていますが、大きな違いは、「企業」の主体的な行動を明示的に求めていることです。  事業を行うことによる社会問題

        • 中小企業診断士 平澤龍一

           大学の卒業旅行でインドに行き、ジョードプル近くの砂漠でキャメルサファリしたときに撮ってもらった写真です。人懐っこい黒やぎがかわいくて、私のお気に入りの写真です。  今となっては毛髪はほとんど失われてしまいましたが、この時の夢と希望に溢れた好奇心は、ひとつも失われていません。 経歴  1988年福井県出まれ。金沢大学法学部卒業。  福井県にUターンし、食品製造会社に就職。  営業赤字を計上していた冷凍寿司部門の責任者として、飛び込み営業や国内外の展示会・商談会に参加し、販

        SDGsを使って攻めないと意味ないですよ