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優しさに涙した

今日、離れた実家に連絡した。

母が電話口に出て、父が身体の浮腫みが酷くて明日から入院だと聞かされた。

私の父はもう80歳。

ここ数年、脳の手術や心臓の心臓など様々な病気で治療を行ってきた。

最近では、あんなに健脚だったのに車椅子の生活だった。

コロナの関係もあり神奈川県に住む両親の所には、なかなか行けない。

いつも私達に迷惑を掛けないよう気を使う母は、電話口でも明るく振る舞っていた。

私と母の話を、横で18歳の息子が聴いていた。

普段だったら電話に出たがらないのに、電話を変わってくれと手で合図してきたのだ。

母に、息子に変わると伝えると、父にも聴こえるようにスピーカーに切り替えた。

息子に変わると、

「お祖父ちゃん?あのさ、この間お祖父ちゃんが具合悪いと聴いて、お母さんが泣いていたんだよ。身体には気をつけて🥺ブロッコリーとか栄養価の高いもの食べてさ…頑張ってよ。」

と電話口で喋りながら息子は泣いていた。

それを聴いて私も涙が止まらなくなってしまった。

優しい気持ちがお祖父ちゃん、お祖母ちゃんにも伝わったと思う。

きっとお祖父ちゃんも元気に回復して帰ってくる。

息子の優しさに触れた一日だった。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。





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