「人にしてほしいことばっかりなんだ。人にやってあげたいことなんか、何一つ思い浮かばないくせに。」
「人にしてほしいことばっかりなんだ。人にやってあげたいことなんか、何一つ思い浮かばないくせに。」
さみしがり屋の高慢きちな空っぽのわたしのことを言っているようで心に残ってるこの文はとある小説の一片で、私事として読むとグサっとくる類の言葉なのに、ここまで見事にえぐってくれる文は「耳が痛い」を通り越して痛気持ち良いのでした。
先ほど自分のことを「空っぽ」などと言い表しましたが、そんなことはないとも言っておきます。人に恵まれ、心強い人も身近にいるのです。自分を卑屈に評価すること