🌸仲良しさんは、何パーセント🌸

こんばんは。
平田真智子です。

さて、突然の質問ですが、、、、。
職場には、何人の仲良しさんがいらっしゃいますか？
もしくは、
気の合う、何でもお話しできる人は、どのくらいいらっしゃいますか？

（写真は、2012年の思い出のもの。仲良しさんとの思い出でとっても幸福なシーン）

私が、女将をしているとき、よく相談をお受けした話しです。
「私、同じチームで気が合う人がいないから、仕事をするのがつまらない」とか、
「会社に来て、楽しい話しとかしたいのに、話しが合わない」とか、、、
それはそれは、寂しいでしょうし、つまらないでしょう。。。
特に、社会に出たばかりの方にとっては、日々の生活が全く変わってしまうため、精神的なサポートが必須ですものね。

皆さんが相談を受けたら、何とお答えしますでしょうか。
もしかしたら、
「何を言ってるの？ここは遊びに来てるんではないのよ！仕事しに来てるんだから、そんなこと言わないで仕事に熱中して！」と、
ついつい言ってしまいますでしょうか。。。

まさにその通りなのですが、、、

話しが逸れて、古い私の若い頃の話しで恐縮ですが、
私が新卒の時、新人ナースとして、それぞれの病棟に同級生が数名ずつ職場に配属されるのですが、
私は、なぜか私はひとりぼっちの配属になってしまいました。
それこそ、寂しいのはもちろんのこと、
仕事の相談相手も遊び仲間も職場にいないのは、
かなりの「ヘコタレポイント」だったかと思います。
それでも、日々楽しく元気いっぱい通勤できたのは、
色々な人々の支えがあったからかと振り返ります。
その大きな一つは、
職場の先輩方の私への接し方、だったように思います。
仕事では、かなり厳しく指導してくださいました（笑）
私は、昔からちょっとズッコケていて、
とにかく失敗も多い人間でしたから、、、、
とはいえども、
命をお預かりしているナースの仕事です、
中途半端な仕事では許されません。
そのため、それぞれの先輩方からまっすぐ注意していただき、
まっすぐ指導していただきました。
その分、休憩時間や退勤後は、
いつも声をかけていただき、遊びに連れて行っていただきました。
そのため、職場に早く打ち解けることも、
仕事も覚えることも順調にいきました。
質問も相談も失敗もなんでも話ができる先輩方に恵まれたからかと思います。

話しは元に戻ります。
同僚や仲間と「気が合うかどうか」は別として、
相談をしたいのに、気軽に相談できない状況は、できるだけ改善したいですよね。
そこは、それぞれ改善しないといけないポイントなのではないかと思います。

視点を変えてみてみましょう。
まず、「仲が良い人」や「気が合う人」って、
小さい頃小学校中学校、そして高校の生活のなかで、
何人くらいいらっしゃいましたでしょうか。
しかも、同じクラスに。。。。
３０人のクラスに１人か2人くらいでしょうか。。。
人によって少しの違いはあるかとおもいますが、
今まで私が質問した中でそれほど多かった人はいませんでした。

つまり、
人が30人いても100人いても、
「仲良しの人」や「気が合う人」や「何でも話しが出来る人」って
沢山はいない、ということです。
社会に出て、就職しても同じなのではないでしょうか。。。

自分にピッタリ合った人を探す方が難しいかも知れない、、、、。と思いませんか？

そう思うと、就職してからそんな風におもった時があっても、
別のチームや部署に素敵なお友達や上司や部下が出来ると嬉しいでしょうし、
プライベートで気の合う人がいれば幸せでしょうし、
人生のパートナーがいてくれたら、
仕事って頑張れるような気がしませんか？

一度、そのように考え方をシフトできるように、ちょこっとお話ししてみます。
前向きに考えて過ごしてくれる「きっかけ」にはなると思います。

視点を元に戻しますね。
気の合う人、話しやすい人、相談しやすい人が、職場にいてくれるかどうか、ですよね。
やはり同じ職場に気が合うとか話しやすいとか、、、、。
まずは「感情」を理解してくれる「だれか」がいると嬉しいですよね。
きっと、「理解してくれてる」と思えたら、きっと仕事のしやすい職場になりそう！！
そんな職場になれるように、コツコツ努力することは、
職場内のメンバー「一人一人」の意識改善が必要かもしれません。
私の若かりしころからある
「エルダー制度」や「プリセプター制度」
最近の
「メンター制度」
どれもその企業に合った制度を導入することも良いかもしれません。
しかしながら
そもそもの「心」の受け入れ態勢があるのと無いのでは、
制度だけあってもなかなかうまくはいかないかもしれないですよね。
（この話題に関しては、別途ブログで書かせていただきたいと思います）

そして、反対に、「気があう」ことだけに注力し、
仲良くなって職場環境を良くしようと思っても
「仲良し」だけでは、「良い仕事」ができまませんものね。
「仲良しこよし」は、悪しき風習を生み出してしまうから。。。
これも、とっても重要です。

色々と考えさせられるこの問題ですが、
「同じチームで気が合う人がいない」に関してのみ、お話しさせていただきますと、
そう！
仲良しさんが少しでも当たり前なのかもしれないなのですよね。
まず、ここを考えてみていただきたいですね。
そして、次のステップの考え方に移れれば嬉しいですね。
人生のどこかで、自分の環境に上記のハテナマークが現れた時。
「仲良しさんは、何パーセント？！」と、、、問いかけてみませんか。