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意思決定

マネジャーとして挑戦すべき課題の1つに「意思決定」がある。

実務担当者より少ない知識や情報をもとに、リスクやメリット、デメリットを勘案して、適切に部門の意志を決定し、自ら責任を負わなくてはならない
(中原淳「駆け出しマネジャーの成長論」より)


 中原先生によると、意思決定しなければならないこととして「白黒はっきりしないグレーな問題」がある。担当者レベルで正解がはっきりしている問題は上司に聞かずに行動できる。マネジャーになると担当者が判断できないグレーなことを「反対勢力」や「賛否」の「否」があっても決定しなくてはならない。
 そのために一番多くの情報を持っている「現場」をよく見ること、メリットとリスクを計算すること、「決めきること」を躊躇わないということが大切になってくる、とのこと。
 
 普段から、グレー案件を自分で決めるトレーニング大事だ。誰かに否定されても間違えても「自分で決めるくせ」つけたいな。
 大きい組織にいると意識しないとなかなか身につかない。上意下達の組織ではグレーなことは上司を通してそのまた上司に判断…となり意思決定に時間がかかることがほとんどだ。
 そのうちに自分で考えなくなり「上を通す」ための術ばかり磨かれる。上を通さないと進められないとしても現場をよく見てメリットとリスクを知り、その上で自分の意見を持とう。

 http://www.chuko.co.jp/laclef/2014/05/150493.html          

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