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リード•ザ•ジブン

 『リード•ザ•ジブン ユニクロで人材育成の責任者をやってみた。』を読んだ。宇佐美さんはBCGなどでコンサルタントやユニクロで人材育成をされてきた方。以前、著者の宇佐美 潤祐さんに直接お話を聞く機会があり、そのポジティブなオーラは、ポジティブさには自信のある私でも圧倒されたのを覚えている。コンサルタントはクリティカルに考える人が多い中、ストレングス・ファインダーではポジティブさが最もトップに来ていたとのことで珍しいタイプ、とご自身で書いていた。私も好きな本『リーダーシップの旅』(金井壽宏・野田智義著)を書かれた野田智義さんから大きな影響を受けた(脳天をガツンとやられた)とあって、わーやっぱりと勝手に共感笑。

 私自身、人事という担当にこだわらずに、自分にできる方法で組織風土の変革に携わりたいという気持ちが強く、何かヒントを得られないかという気持ちで読み進めた。

 宇佐美さんは「自分事化」というキーワードでこれまで様々な方法で組織風土改革や組織のビジョン浸透など行ってこられた。

 今のワタシに響いたのは、
 リーダーシップの原点…あなたは一体何者ですか? 人生で何を成し遂げたいのですか?○○という場で何を実現したいのですか?
このシンプルな問いに向き合うこと。


 そのために人生曲線、EGAKU、My Aspirationといった有効な手法があるそうだ。ユニクロでは教育=実践として”ごっこ”的な経営構想ではなく社員は真剣に実際の事業を通して学んでいく。単にスキルアップをする教育ではなく”心に火をつける”ことを徹底的に意識している。

 そして、経営・人事・教育が三位一体であること。
 ”敗者復活ありの風土をつくる”。そこで、重要なのは失敗の責任をとること。最後まで試行錯誤を尽くす。その原因を徹底的に探求し学びを得る。そして次に生かして結果を得ること。そうやって成長していけばよい。

 そして、40歳を目前に組織に染まりきった私。それでも自分と向き合い深いところから自分の志を紡ぎ出し、言語化させることからスタートできる。遅いことはない。ファンケルの池森さんも脱サラ後43歳で起業。マクドナルドの創業者レイ・クロックも50代で創業。ダイソンのジェームズ・ダイソンは40歳までは街の単なる変わり者だったそう笑!
 
 起業を考えているわけでなないけれど…

 きっとやれるよ!ジブン!


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