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自由に生きる方法

「自由に生きていく方法を探している」

そんな言葉を聞いた僕は
ちょっと引っかかって、
自分なりに言語化してみようと
立ち止まった。

まず、
「自由」とは何ぞや?

これは何時かnote内でも
新鮮な気づきの時、
書きとどめましたけど、

自ずに由ることが「自由」
「自ず」とは
「自分」ではない。

「自分」とは
自ずを分けたもの。

自ずとは
自ずと然るもの。

日本語には無い。

でも、うん。

「自」とはそういうもの。

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自由に生きるのに
何らかの方法が在るのかな?

その方法が
誰かのこしらえた「法」であるなら
すでに僕らは
自由には生きられない。

その方法に則って生きるってことなら
あまり自由とは感じられないな。

自然の法則でさえ、
「自由」にとっては
僕らが考えている
「何でも出来る」という「自由」の
妨げになる。

自ずと然る法に則らなければ
生きていけない。

僕らの多くが定義している「自由」とは
「自分」の「自由」だ。

「自」とは「自分」のことではない。
自分に由って生きるのが
「自由」ではないんだ。

だから、
考えても無駄なことを
自分は考えたんだ!

と今、気づいた。

方法に由る前に、
自ずと由るところ。
そこに居るとき、
自由で在れるんだろうな。

と、
「自分」がまとめられるわけないね。

ただ、言の葉(端)を集め、
少し整理出来たよ。

「自分」の中で整理出来たよ。

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自由に生きるための方法を探し
不自由に迷い込む。

おそらくそれは
「金銭獲得」的なイメージなのかもしれないが、
そこについつい共感して、
泥沼にいるような不自由さにも
共感してしまう。

人間社会の「お金」の法則に
則って生きなければ生きられない。

そのお金の法則は
誰がコントロールしているのか?

闇の権力者がいるのだろうか?

まぁ「いる」とは
想ってるんだけどね。

でもそんなに単純な世界ではない
とも想っている。

何でも自由に出来そうな
大きな権力を持っている人たちは
常にその「権力を求める法則」に則って
権力争いが繰り広げられる。

民主制国家である日本の
大きな権力を持っている人は、
建前上、いや、
本当のところ
僕であり、
日本人である「僕ら」一人ひとりだ。

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世界の資本主義体制の中に
組み込まれた「民主制国家」は
「資本」を多く所有する民(たみ)が
より多くの権力を掌握できる構造になっている。

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そして、近年は
「資本」という実質が
日々、拡大されながら
解釈されるようになってきている
氣がする。

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さて、
「自由に生きる方法」とは
どんな方法があるのだろう?

「自」にはからない。

「自分」は不自由だ。

でも「自分」を
自ずと然る在り方に由せてみる。

自ずを自ら分けて、
自然から分けた。

分ければ自然の本質の海に
漂う小舟みたいな存在に
「自分」は成る。

「自然」とは「海」で、
「自分」とは「小舟」だ。

「自分」は「自然」の中に在り、
「自然」の構成の中に「自分」は居る。

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自分は「言葉」を使う。

何を意図して「言葉」を使う?

「言葉」は「言(事)」の「葉」。
「葉」は「端」である。

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小舟で海にいる自分は
小舟の端から、海の端に
手を触れる。

海に触れる。

私は海に触れ、
海の中に自分は在り、
自分は海の構成員のひとつと知る。

私は「海である」とも言える。

言の端で海に触れる。

「言」とは何だ?

「言」の始まりは
私だ!
「渡し」だ!

「自分」と「自然」を渡し、
繋げるもの。

「それ」と「それ」の
間にあるもの。

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言の端から言葉を発し、
世(4)に触れるこの身(3)が
此処に在る。

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「自由に生きる方法」とは何だろう?

「自由」という言葉が在る。
「自由」という言葉には
どんな言が内包されているのか
感じてみる。

感じて見る。

自ずと見えてくる。

その言葉を
自然と発してしまったのなら、
その言葉そのものが手がかりだ。

大丈夫だ。

導いてくれている。

しがみついたり
引っかかったりしている
枝を放して。

放して

話して。

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世界は想いの通りに
変わってきている。

話して、放して、

漂う「自分(小舟)」の舵を取る。

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自由に生きる方法は
きっと「自由」という
言葉で感じる、
それに成った感じの中に
隠されている。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。