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BASHIKA CAFE完成しました。

今年あたまから動き出したBASHIKA村プロジェクト。舩見さん(舩見 高貴生)、石橋さん(石橋 利真)、僕の3人がセドナで体験したセレンディピティや体験による学びを日本でも出来たら良いし、更に言えばそれを誰かに体験してもらえたら最高だねという夢みたいなコンセプトでした。

今年の2月に石橋さんと軽井沢へ。役場に行ったり、雪の中、車に乗って別荘地をウロウロしたり、沼地のような土地を見たりしたけど笑っちゃうほど全然ピンと来ませんでした。

すぐに方向転換。僕がこれまで会った地方にいるパワーのある人に頼ることにしました。最初にピンと来た山梨にいる水上さんにみんなを連れて会いに行ったら物語の展開が急激に動きはじめました。

4月から水上さんが所有するブドウ園だった場所を石橋さんが借りることになり、ゴールデンウィークにまったくDIYに縁が無かった僕たちがインパクトドライバーや丸鋸を駆使してウッドデッキを自分たちの手で作りました。なんでそんな事が出来たかというと、そこで出会った一回り年齢が下のMEKIKIのみんなが先生のように作業を教えてくれました(それも水上さんの紹介でした)。

自分たちで作ったウッドデッキから見た景色は一生忘れないと思う。僕にとっては地球の裏側に行って見た景色よりも心に響きました。大袈裟ではなく魂が震えました。

調子に乗って5月中旬からお土産屋さんだった古い建物をリノベしだしました。最初は室内の解体作業から。これが本当に予想を上回る大変さでした。コンクリ打設作業、天井づくり、ビックリするくらいの重労働。でもみんなで苦労してリノベしたこのカフェはみんなにとって思い入れのある大切な場所になったと思います。

石橋さんと僕は6月ぐらい9月までほぼ毎週、甲府に通いました。気がついたら二拠点生活がはじまり、いろんな人を巻き込んでどんどん完成に近づきました。しょっちゅう山梨に行くので家族に反対されるかと思いきや、意外に応援してくれて妻や子供たちや石橋さんのご家族には感謝しかありません。

職業も性別も年齢もバラバラな人が集まることで、本当にセドナで僕たちに起きていた体験がここで生まれました。BASHIKA村は自分たちの背中を見せつつ、来た人たちそれぞれの人生のブースターになる場所になりつつある事を実感しています。

先週、カフェで写真をたくさん撮りました。これはその1カットです。葡萄があるうちにとりあえずカフェを完成させて、人を集めて写真を撮る。これまで基本、一匹狼で写真を撮ってきた自分が中心になっていろんな人を巻き込んで撮影をしました。お金にもならないし、正直なんでこんなにがんばるんだろう?と思った時もあります。

でもその理由はわかっていました。撮った写真たちが勝手に旅をして新しい展開がBASHIKA村に訪れると思ったからです。自分の利己を超えたところにある景色をみんなで見る。家族と見る。やったねとハイタッチする。そんな体験、最高だなと思います。お金をかけて別荘を作って人を呼んだとしても、みんな自分の仕事を調整してまですごいペースで何度も来ないし、やる事(壁を作ったり、ペンキを塗ったり)がたくさんあるからこそ。ここに来るんだと思う。当たり前だけど誰かの成功の形を見るよりも自分が成長出来る場所の方が人にとっては魅力的なんだと思う。

これからもBASHIKA村はどんどん進化していくと思います。10月からBASHIKA村のシーズン2もはじまります。

ほんと石橋さん、舩見さん、ありがとう。大好きしかありません。

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