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20240921 2024年豊岡行④

photo by Kyono Hirose

1日目の感触を踏まえて、もう少し行き交う人たちとコミュニケーションをとって、そこからゆるやかにパフォーマンスの上演へとつなげる形へとすこし調整して二日目を迎えました。

▼お店の入り口にはなぜかカマキリがずっといて、なんとなく我々を見守ってくれているかのような安心感を感じながらの上演でした。

カバンストリートのカマキリ。

▼会場となったApartmentの奥にはもともとイカ漁船のライトを作っていた工場があり、今は鎌倉の会社の方が借りられているそうです。

奥が工場の跡地。もともと廃墟だったところがこちらもかっこいいファクトリーになっています。

▼二日目は足を運んでくれた方ともう少しフランクに話をしつつ、そこからパフォーマンスを見てもらえるようにと、プレゼンの仕方を調整してみました。そうしてみると思いがけず足を止めて見てくれる方も増え、温かい言葉をたくさんかけていただきました。

近くのマルシェに出店されていた方も観に来てくださいました。

▼二日目に主に選んだのは5月に上演した『若き日の詩人たちの肖像』からの抜粋でした。Apartmentという新しい空間の中で微妙にアジャストしながら観客の方の前で上演するのはスリリングで、この場所で上演してみることで得た新しい発見も多くありました。

お借りした柳もシーンの中で活用させていただきました。

▼ウィンドウの大きな窓を隔てて窓のこちら側と向こう側で上演を組み立てていくのにも、犀の角での経験が思い出されて、これまでにお世話になった場所での経験が言葉や体を支えてくれているのを感じました。

窓の向こう側にはジャンベがあり、ジャンベを叩きつつシーンを展開していきました。

夜には同じ宿に宿泊していたイタリアのアーティスト、Jacopo Tealdiさんの作品を豊岡劇場に観にいき、素敵なひとときを過ごしました。

百景社の根岸さんが撮ってくれた写真。ミーティングスポットでのアーティストトークの後に。

つづく。

*****
◆日本全国の73名の方々から535,000円の応援をいただき、資金調達が無事に成功しました。ありがとうございました!!
【平泳ぎ本店 クラウドファンディングについて】
「一枚の舞台の床が、才能のゆりかごに。
野外で自由に演劇を上演できるようにするための所作台をつくりたい。」

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平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co. 第8回公演
戸山公園野外演劇祭参加作品
『若き日の詩人たちの肖像』
2024年 5月17日(金)ー19日(日)
各日18時30分開演(17時45分受付開始・開場)
※雨天決行
於:戸山公園(箱根山地区)陸軍戸山学校軍楽隊 野外演奏場跡
https://g.co/kgs/Ksc4VNJ
【公演詳細】

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