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IT企業で働く新卒デザイナーの漫画 『ケンタウロスの軌跡(全20話)』を[隔週]連載でスタートします!|DESIGN BASE MAGAZINE

「なぜ私たちがnoteを書かなければならないのでしょうか?」

「毎週必ずリリースしなければならないのはなぜですか?」

「不定期ではダメなのでしょうか?」

2021年4月に『DESIGN BASE MAGAZINE』を開始し、2023年2月までに100本のnoteを公開するまで、このような質問が半年くらいの周期ごとに繰り返されました。そして、デザイン組織のマネジメントする立場として、何度もこれらの質問に答えてきました。

「これはデザイン組織の採用戦略の一部なんだよ。発信しなければ見つけてもらえないんだよ」

「オウンドメディアを運営した経験から、任意の投稿と不定期では更新が行われないんだよ」

「まずは100本続けよう!100本リリースした後に考えよう!」

というように、なんとかして100本までたどり着きました。しかし、20名に満たない小さな組織で、日々の業務の合間を縫ってnoteを定期的に更新するのは大きな負担でした。

それで、再度原点に戻り、改めて考えることにしました。すると「DESIGN BASE MAGAZINE」が抱える問題は、大きく4つに整理できました。

  1. BtoBビジネス、SaaS業界の魅力を伝えるのが難しい

  2. デザイン組織のマガジンが多数存在している

  3. デザイナーと文章コンテンツの相性がベストではない

  4. 組織文化(バリュー)を伝えるのが難しい

これらの問題を一気に解決するにはどうしたらいいのかと頭を悩ませていました。その中で「漫画」というアイデアが浮かんだのです。

漫画ならば、ストーリーで伝えることができます。ストーリーならば、難しく感じるかもしれない組織の文化を伝えることができます。また、BtoBビジネスやSaaS業界を舞台設定に取り入れることも可能です。デザイン組織のマガジンの中で、独自路線もとれる。そして何よりも、私自身が人生で大事なことを漫画で学んだように、デザイナーに対して、メッセージをより直感的に伝えることができると考えました。

そこから、周りの人に「デザイン組織の漫画を考えている」と伝えるようになり、自分を追い込むことにしました。

2023年3月、100本目の「DESIGN BASE MAGAZINE」が終了して1ヶ月後、漫画プロジェクトを開始し、やっと連載の目処が整い始めました。

この漫画は、デザインとは何かを問い続ける美大出身の青年の成長物語です。IT企業に就職し、プロダクト開発やマーケティングといったビジネスと接する中で、彼がデザイナーとしての自身の価値観を模索していく様子を描きます。

あらすじ:デザインって何だ?美大を卒業し、デザインだけが心の拠り所の馬場 拓人(ばば たくと)。なんとか採用されたIT企業に入社し、そこでプロダクト開発やマーケティングなどのビジネスと出会う。手を動かことがデザイナーの条件なのか?美大卒の根源的価値が揺さぶられる中、苦しみながら、現場で求められるデザイナーに成長していく物語。未来のケンタウロス企業の最高デザイン責任者は、ここから始まった!

いよいよ、来週からスタートします!
ひとりでも多くの読者に楽しんでもらえるように頑張ります!

第3話の原作とネームより

原作 / 平友
漫画 / 雲々
協力 / DESIGN BASE

以下のアカントとマガジンでスタートです!

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