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爆速でやりたいことに向かって走り出せた【読書】

 最近、「Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!」という本を読んだ。

 結論を言うと、この本のワークをやって良かった。「自分と向き合える“使える方法”」を手に入れたからだ。
 
この記事では、この本から得られた体験について書こうと思う。

📜📌この本の概要 
 世界で一番売れている文書作成ソフト・Wordの開発者ブロディ氏が説く、奇跡を起こす人生技術。人生で成功するために何をなすべきかを説いた傑作である。
 著者は、1981年にハーバード大学を中退してコンピュータ革命に参加し、マイクロソフト社のソフトウエア開発部門の3番目の社員となった。Wordをはじめ、数多くのソフトウエアを開発し、ビル・ゲイツ氏の個人的な技術アドバイザーとしても活躍したが、数年間の激務の後、ストレスと疲労が積もり仕事を辞め、より意味のある人生を求めて一心不乱の探求に乗り出した。
 著者がいちばん発見したかったのは、なぜ人生が「まあまあ満足」程度で推移し、時たま「穴」に落ち込むが、決して「素晴らしい」レベルに到達しないのか……であった。本書の中で、氏はその波乱万丈の旅の結果について語り、成功と幸福を得るためのガイドを提供している。
 ビル・ゲイツ氏も「驚くほど有益だ!」と絶賛した、米国発のロングベストセラー。

文響社の商品説明より引用

 人生の中で、一体自分が何をやりたいのか、何をやりたかったのか、と迷う人は多い。私もお恥ずかしながら、仕事をしていても本当にこれが自分のやりたいことなのかと、分からなかった。
 本を読んでみたり、ストレングスファインダーのテストやコーチングを受けてみたり、何か気になる新しいことをやってみたりした。
 それでも「そういうことだったのか」と、自分や自分がやっていることについて、心の底から納得はできなかった。

 この本は他のツールと違って、何が良かったのだろう。
 私は「ポジティブな感情を利用」して、「安定して行動を取っていける」ように、「自分のものの見方を変えてくれる」ことだと思っている。 私自身がこの本を読んで得られたことを、以下に3つあげる。

 ①目標達成のための to-do ついて、あれやこれやと浮かんでくる「やった方が良いのでは? / やらない方がよいのでは?」という心の声に振り回されなくなった。必要か不必要かを決める判断が早くなった。

 ②判断した後も、この選択で本当に良かったのか?と迷ったり、心配しなくなった。

 ③達成したい目標を低く設定して、達成するまでの過程にも充実感を感じるようになった。

 この本では、私が人生の中で「どのような感情」を感じたいのか。その感情を感じている時、どのような「経験をしているのか」という抽象的なものに着目させる。
 この感情や経験は定数であり、人生の目的となる。
 一方、これらの感情や経験(人生の目的)を、どのようなシステム(例えば、会社、SNS上、地域のコミュニティ etc.)の中で、どのような手段(例えば、プレゼンをする、記事を書く、ボランティアをする etc.)を使って得ていくのかを考えるのだ。システムや手段、これらは変数である。
 目的の「感情や経験をする」ために、システムや手段を使って目標を達成させてゆくイメージだ。

 例えば「人から注目を浴びる(経験)」を通して「喜び(感情)」を味わうことが人生の目的だとする。
 この目的を叶えるために、目標をいきなり高く「インフルエンサーになる」とか「コミュニティーの主宰者になる」などにしなくてもいいじゃないかというわけだ。SNSでいいねをいくつもらうとか、フォロワーを何人増やすという目標でも、人から「注目を浴び、喜ぶ」ことができれば目的が叶っている。

 そうやって目的である「注目を浴び、喜ぶ」を常に感じながら、目標を達成していけば自分に自信がつく。高い目標も、小さな目標を達成していくことで、近づいて行ける。ポイントは、時には渇望さえしうる「注目を浴び、喜ぶ」という感情を常に感じていることだ。ポジティブな感情は、行動を取ることや習慣化することを強化してくれる。

 これは自分の「ものの見方」、つまり「視座」を変えているだけだ。けれど、自分の中の常識、信念、過去のトラウマなどから、うまく距離を取れる方法だと思う。
 繰り返しになってしまうが、実際にこの本に書いてあることを取り入れてみて、私は上記3つの効果を特に感じている。心の充実度合いが変わってきている。

 以下に本文中と日本語版編集者あとがきから、私の好きな箇所を抜粋する。

 結局のところ、「人生の目的」とは君が人から「やめろ」って言われてもやめられないほど、好きで好きでたまらないものであり、君という人間が、「本当は何を至高の喜びだと感じるか?」明確に言語化したものである。

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!本文より抜粋

  「人生から逃げるのではなく、人生に立ち向かうための本を―――」 

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!日本語版編集者あとがきより抜粋

 自分だけの人生の目的が見つけられたし、それを叶える方法は簡単にできることからすぐに始めることができた。


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