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幸運をコントロールすることはできるのか、をやってみた
みなさんは自分の運を良い方向にコントロールできるなら、やってみたいと思いますか?
興味はある?でも、胡散臭い方法は嫌ですよね。
では、もし「科学的に分析」された「運をよくする方法」があったとしらたら、あなたも知りたいと思いますか?
実は、人間の運について研究している研究者がいます。彼の研究成果などをまとめた本に、運をよくする4つの法則が書かれています。
その本の名も、ズバリ
「運のいい人の法則」リチャード・ワイズマン著
この本の内容はどれも面白かったのですが、、その中でも私が最も興味をひかれたこと。それは、運を良くするためには「幸運を期待する」必要があるということでした。
これはどういう理屈かというと、例えば、私が相手にプラスの期待するだけで、相手に対する私の態度や表情もプラスに変わる。
それだけで、実は相手もそれに応えて態度や対応をプラスに変えているというのです。実験をしたときの、そんな人間の様子も描かれています。
人間の悩みは、全て人間関係の悩みからきていると言われることを考えれば、納得できる気がします。
確かに、そういうのあるかもしれない。
と、私は強く思ってしまいました。
私はそれまで、実は人に期待しないで生きてしまっていました。
自分自身では頑張って、踏ん張って、やっていました。それなりの成果も出していたけど、そういう生き方ってしんどいなと思っていたんです。
そうとなれば、試してみるしかない。
期待するだけなら、今すぐにでも始められますから。
そんなわけで、私の「幸運を期待する」を試してみました。その結果を、みなさんにも共有したいと思います。
数日前にある方とメールのやり取りをしていて、自分なりに少し傷ついたなぁと感じたことがありました。私としては同じことを伝えるにしても、もう少し伝え方に工夫をしてもいいんではないかと思えたのです。
その頃、ちょうど読んでいた読み物で「傷つく」ということが取り上げられていました。「傷つくというのは、傷つくことを自分で選択しているのだ」というお話です。
私はなぜ自分が傷ついたと思ったのかを掘り下げ、理由としてはこういう原因が自分の中にあるのだろうというものにたどり着きました。自分特有の思考回路のようなものです。誰でも、こういう自動で動き出して自分に感情を起こさせる回路ってありますよね。
例えば、職場で同僚に挨拶をしたけど、返してこなかった時。すぐに「嫌われているのかな?」と不安になったり。「無視しやがって、バカにしてんのか!」と怒りが湧いたりするようなものです。この反応って人によって違います。
でも実は、その同僚はその日、大事なプレゼンがある日で、緊張し過ぎて周りのことが目にはいっていなかっただけかもしれません。
私も自分特有の思考回路のせいで、傷ついたのかな?と自分を客観視し直したわけです。そして相手と自分との関係はそう悪くないはずだと「期待して」みました。そうすると、感情的なもやもやが完全に消えてなくなったわけではありませんでしたが、気を取り直し、その後も自分なりに丁寧にその相手と連絡を何度か取りました。
いよいよ用件も片付き、やり取りをする必要がなくなりました。お礼の連絡をしたところ、その方からとても気持ちよくやり取りが出来たので、今後もまた機会があればお願いしますというような、とっても爽やかな返信がきました。
私が傷ついたと思っていたことは、その方からすると傷付けようと思ってやったことではないのだなと思えます。また、今後お願いするかどうかを決めるボールも、自分側にあるように思えました。
これまでも、傷ついたと感じながらも対応していたことは人間関係でたくさんあります。そういう時は、ネガティブな感情の中で我慢しながら対応する、という感じでした。
今回は、そういうネガティブな感情がありながらも、そこから抜け出し、意識して「相手と良い関係であると期待する」ことをやってみました。
相手に期待をしても、失敗することもあると思います。
それでも、今回お試ししてみて、最終的な相手の反応が、想定以上に私に対して好意的だったことは、私にとっては大変大きな喜び、報酬になりました。そして、今まで人に期待して生きてこなかった私にとっては、不思議で、新鮮な体験に思えました。
知り得た知識を実際に試してみる。
やってみることで、その知識が経験とリンクして、更に深い知恵となるのかもしれません。
面白い経験でした!幸運を少しは引き寄せられたかな?
これからも、「幸運を期待すること」、そして「知り得た知識を試してみること」を実践していきたいと思います。
みなさんは、運をコントロールするって、本当にできると思いますか?
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